2023年10月27日金曜日

第3回 ギリシアからローマへの移行

 松浦弘明先生の西洋美術講座、ギリシアからローマへの移行についてでした。

アレクサンダー大王の領土、ヘレニズム様式(BC.3C~1C)

主題が多様化し、ダイナミックに、情動性を持つようになっていったそうです。



瀕死のゴール人
ローマ カピトリーノ美術館
BC.3C末
BeBo86, CC BY-SA 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0>, via Wikimedia Commons


ベルリン 国立美術館 内部
ゼウス神殿大祭壇
BC2C前半
© Raimond Spekking



ベルリン 国立美術館
ギガントマキア BC2C前半
ゼウス神殿 大祭壇の浮彫
Gryffindor, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

ラオコーンの話。トロイヤ戦争で。


ラオコーン像
BC2C原作
BC20頃のローマンコピーか?
バチカン美術館, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, ウィキメディア・コモンズ経由で




Vergilius Vaticanus
4C 写本
バチカン図書館, Public domain, via Wikimedia Commons



古代ギリシャ時代におけるコピーの問題(今 わたしたちがギリシャ彫刻だと思っているものが ローマ時代にギリシャ彫刻を原作を忠実にコピーして作ったものが多く、本物のブロンズでできたギリシャ彫刻はあまり残っていない)についてなどもお話がありました。

<この講座を美術が大好きなお知り合いの方にどうぞご紹介ください。>

スマートフォンなどの 共有機能で
このページをお知り合いと共有していただくと講座の紹介が簡単です。
下の共有ボタン使ってもシェアできます。


Twitterもやっています。美術2新百合ヶ丘(@art2shinyuri)



2023年10月17日火曜日

お知らせ 松浦弘明先生の西洋美術史講座 単回受講について

       松浦弘明先生の西洋美術史講座の単回受講を募集しています。

どちらか一つのみ申込できます。1回2000円 当日現金払い

新百合ヶ丘までお出かけください。

申込期間 10月30日まで 先着順
講座番号 750 11/10(金) 古代ローマ絵画
講座番号 751 12/15(金) 中期ビザンティン美術(1)

いずれも10時30分から
新百合ケ丘 北口
新百合21ホール

改札から区役所方面へ
左側階段を降り そのまま まっすぐ
突き当たりのビルに入る。
階段降りきったところにホールがあります。


申し込みは かわさき市民アカデミー まで
ほかにもいろいろな講座があります。チェックしてみてくだい。

第2回  古代ギリシア彫刻

 松浦弘明先生による西洋美術史講座、今回はギリシア彫刻でアルカイック期⇒クラッシック期を見ていきました。


ギリシア彫刻はBC7世紀後半 エジプトから来た「墓碑」にルーツがあること、

プラトン(BC427-347)の言葉

「エジプトの美術は10000年たっても変わらない。(ギリシアは変わっていくよ、というニュアンスがある)」を紹介していただきました。

プラトンは彫刻がアルカイック⇒クラッシックに変わるさなかに生きていた人なんだそうです。


メンカウラ―とカメレルネブティ2世
(エジプトの彫刻・BC26C)
ボストン美術館
Keith Schengili-Roberts, CC BY-SA 2.5 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5>, via Wikimedia Commons

正面性の強い左右対称のポーズ アルカイック期の彫刻

クーロス BC600頃
(ギリシア アッティカ)
メトロポリタン美術館
Metropolitan Museum of Art, CC0, via Wikimedia Commons

彫刻に人間らしさが入ってきた、クラッシク期の彫刻

ポリュクレイトス 『カノン』
BC440年頃であるが画像(現存しているもの)はローマ時代AD1世紀ごろのコピー
ナポリ 考古学博物館
Naples National Archaeological Museum, CC BY 2.5 <https://creativecommons.org/licenses/by/2.5>, via Wikimedia Commons

ゼウス またはポセイドン
BC460頃
アテネ考古学博物館
ブロンズ
No machine-readable author provided. Marsyas assumed (based on copyright claims)., CC BY-SA 3.0 <http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/>, via Wikimedia Commons

それぞれの特徴やその時代を紹介していただき、家でもう一度じっくり復習したいという気持ちになりました。写実的表現が完成していく過程が見えてきそうです。

「体重のかけ方」「目の表現」などこれから注目して見てみたいなあ、と思うヒントもいただきました。

<この講座を美術が大好きなお知り合いの方にどうぞご紹介ください。>

スマートフォンなどの 共有機能で
このページをお知り合いと共有していただくと講座の紹介が簡単です。
下の共有ボタン使ってもシェアできます。


Twitterもやっています。美術2新百合ヶ丘(@art2shinyuri)


今回松浦先生の西洋美術史講座の単回受講を募集しています。
どちらか一つのみ申込できます。1回2000円 当日現金払い

新百合ヶ丘までお出かけください。

申込期間 10月30日まで 先着順
講座番号 750 11/10(金) 古代ローマ絵画
講座番号 751 12/15(金) 中期ビザンティン美術(1)


申し込みは かわさき市民アカデミー まで
ほかにもいろいろな講座があります。チェックしてみてくだい。

2023年10月6日金曜日

第1回 イントロダクション 西洋美術史の全体像

 松浦弘明先生による西洋美術史講座、今日から始まりました。

まずクイズです。

Q 次の3つの画像、古い順に答えましょう。


画像①

善き羊飼いとしてのキリスト
ラヴェンナ、
Petar Milošević, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons

画像②

獅子にまたがる少年バッコス
ナポリ 考古学博物館

画像③
楽園のキリスト
 ラヴェンナ サン・ヴィターレ聖堂
Basilica of San Vitale, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons



そのあと、現代まで西洋美術史全体の流れを見ていきました。

絵画の形が変わるとき、「きっかけ」というものがあるのですね。流れをざっくり説明していただきました。

(新百合ヶ丘の西洋美術講座を長く聴講していますが、)ああ、そうだった、と、復習になるし、講師の先生によって切り口が違い、楽しいです。

松浦先生、これから12回よろしくお願いいたします。

クイズの答え ② BC.300 (画像の作品はBC1世紀ごろのコピー)

       ① 423-50頃

       ③ 547頃

紀元前4世紀ごろには写実表現はある程度完成していたけれど その後写実ではない形が求められた。

<この講座を美術が大好きなお知り合いの方にどうぞご紹介ください。>

スマートフォンなどの 共有機能で
このページをお知り合いと共有していただくと講座の紹介が簡単です。
下の共有ボタン使ってもシェアできます。


Twitterもやっています。美術2新百合ヶ丘(@art2shinyuri)


今回松浦先生の西洋美術史講座の単回受講を募集しています。
どちらか一つのみ申込できます。1回2000円 当日現金払い

新百合ヶ丘までお出かけください。

申込期間 10月30日まで 先着順
講座番号 750 11/10(金) 古代ローマ絵画
講座番号 751 12/15(金) 中期ビザンティン美術(1)


申し込みは かわさき市民アカデミー まで
ほかにもいろいろな講座があります。チェックしてみてくだい。