松浦弘明先生による西洋美術史講座、今回はギリシア彫刻でアルカイック期⇒クラッシック期を見ていきました。
ギリシア彫刻はBC7世紀後半 エジプトから来た「墓碑」にルーツがあること、
プラトン(BC427-347)の言葉
「エジプトの美術は10000年たっても変わらない。(ギリシアは変わっていくよ、というニュアンスがある)」を紹介していただきました。
プラトンは彫刻がアルカイック⇒クラッシックに変わるさなかに生きていた人なんだそうです。
メンカウラ―とカメレルネブティ2世 (エジプトの彫刻・BC26C) ボストン美術館 Keith Schengili-Roberts, CC BY-SA 2.5 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5>, via Wikimedia Commons |
正面性の強い左右対称のポーズ アルカイック期の彫刻
クーロス BC600頃 (ギリシア アッティカ) メトロポリタン美術館 Metropolitan Museum of Art, CC0, via Wikimedia Commons |
彫刻に人間らしさが入ってきた、クラッシク期の彫刻
ポリュクレイトス 『カノン』 BC440年頃であるが画像(現存しているもの)はローマ時代AD1世紀ごろのコピー ナポリ 考古学博物館 Naples National Archaeological Museum, CC BY 2.5 <https://creativecommons.org/licenses/by/2.5>, via Wikimedia Commons |
ゼウス またはポセイドン BC460頃 アテネ考古学博物館 ブロンズ No machine-readable author provided. Marsyas assumed (based on copyright claims)., CC BY-SA 3.0 <http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/>, via Wikimedia Commons |
それぞれの特徴やその時代を紹介していただき、家でもう一度じっくり復習したいという気持ちになりました。写実的表現が完成していく過程が見えてきそうです。
「体重のかけ方」「目の表現」などこれから注目して見てみたいなあ、と思うヒントもいただきました。
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申込期間 10月30日まで 先着順
講座番号 750 11/10(金) 古代ローマ絵画
講座番号 751 12/15(金) 中期ビザンティン美術(1)
申し込みは かわさき市民アカデミー まで
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