2026年1月15日木曜日

お知らせ 「裏から見る絵で世界が変わった!―遠近法と美術」 オンライン併用

 「裏から見る絵で世界が変わった!―遠近法と美術」

  諸川春樹先生の 短期集中講座が開催されます。

オンラインでも受講できますのでご自宅から お気軽にご受講ください。

日程 4/9,4/16,5/14 いずれも木曜16:30~18:00(計3回)

講師 多摩美術大学名誉教授 諸川春樹先生

場所 新百合21ビル B2 多目的ホール

ピエロ・デラ・フランチェスカ
『キリストの鞭打ち』
1455頃
マルケ国立美術館

紙芝居からテレビに移ったように、同じ平面とはいえ人は絵画に奥行きを求めてきました。現在のVRの先駆けともいうべき線遠近法の発見を中心に、絵画における空間表現という切り口から西洋絵画の歴史をたどります。それにしても「裏から見る絵」とは果たしてどういうものなのでしょう。

  1. 4/9 木 洞窟壁画~14世紀:奥行き感は絵画の願望
  2. 4/16 木 15世紀:遠近法の奇跡的発見と新しい世界観
  3. 5/14 木 16世紀~20世紀: 様々な空間表現の面白さ
※ 人はどのように空間を表現してきたのか、15世紀の奇跡ともいえる線遠近法の発見がその後の絵画史にどのような影響を及ぼしたのか、そして近代の画家たちはどのようにそれを乗り越えていったのかなど、絵画に適用された遠近法を中心に西洋美術の変遷を通史的に見てゆきます

申し込み先 かわさき市民アカデミー 

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★川崎市民でなくても受講できます


お知らせ:じっくり学ぶ美術と文化:西洋近代(19世紀)

 2026前期の講座の募集が始まりました。

「教えて!池上さん」の美術版といってもよいほど、市民アカデミーでは大人気の池上英洋先生(東京造形大学教授)に今回は「じっくり学ぶシリーズ」の続きで19世紀フランスを中心とした美術の流れをお話しいただきます。私たちにもなじみの深い印象派は実はどうやってできたのか、またこの時期になぜ日本美術が注目されたのか、そして少し前まで大阪で開催されていた万博という制度がこの時期にどのように美術の発展に寄与したのかなど、なかなか自分では勉強しにくい内容を分かりやすくご講義いただきます。都内で開催される展覧会もこの時期のものが多く、講義で得た知見は今後の美術鑑賞にもきっと役に立つことでしょう。

クロード・モネ
ラ・ジャポネーズ
1876
ボストン美術館

じっくり学ぶ美術と文化:西洋近代(19世紀) オンライン併用

講師 東京造形大学教授 池上英洋先生

  (かわさき市民アカデミートップページはこちら・・・リンクしています。)

ネットメンバーからの直接の申し込みリンク先はこちら)

  【美術】 美術Ⅱ 講座              【場所】新百合ヶ丘 新百合21ビルB2多目的ホール

【時間】 毎回10時30分~12時00分、第6回(6/12)のみ10時00分~11時30分(計12回)    

この講座では、西洋近代の19世紀をあつかいます。18世紀末に起きたフランス革命とナポレオン戦争は、各国の近代化を加速させる結果となりました。社会動向を映す鏡である美術と文化は、こうした社会の様々な変化をうけて一気に多様化を迎えます。

  1. 4/10(金)   ヨーロッパ大動乱の顛末 
  2. 4/17(金) 「フランスの世紀」としての美術
  3. 5/15(金)   サロンとアカデミーからプレ印象派へ
  4. 5/29(金) オリエンタリスムと近代日本
  5. 6/ 5(金)   万博の世紀とジャポニスム
  6. 6/12(金) 印象主義:モネによる一大実験
  7. 6/19(金) モネと印象派のコアメンバー
  8. 6/26(金) 印象派の展開と画家たち
  9. 7/3(金)   分裂後の印象派
  10. 7/10(金) パリの都市改造と印象派の拡がり
  11. 7/17(金) ロダンと19世紀の彫刻
  12. 7/24(金) 世紀末直前の美術動向 
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2026年1月9日金曜日

第8回 ボッティチェッリの「神話シリーズ」(2)

 松浦弘明先生の西洋美術史講座、今回も引き続きボッティチェッリの「神話シリーズ」でした。

ボッティチェッリの『春』は当初 ロレンツォ・ディ・ピエルフランチェスコへの「結婚記念画」として、『ミネルヴァとケンタウルス』と対で描かれたもので、絵の縦の高さがほとんど同じということでした。1499年に2枚がフィレンツェ市内のラルガ通りに面したピエルフランチェスコ・デ・メヂィチ家本宅ロレンツォの寝室の隣室に設置されていました。

個人的空間に飾られていた結婚記念画としての2枚の読み解きを教えていただきました。美術書で見ると、「大きさ」がわからないので混乱しやすいとのことでした。

ボッティチェリ
『春』
1482-85頃
ウフィツィ美術館



ボッチチェリ
ミネルヴァとケンタウロス
 1482-85頃
ウフィツィ美術館
     


ところが1550年の時点では、『春』はフィレンツェ郊外カステッロのメディチ家別荘に、『ヴィーナスの誕生』と並べて飾られていたことがわかっています。(この二枚の絵は大きさが異なります。支持体も異なります。『ヴィーナスの誕生』は『春』より後に描かれたことがわかっています。)
個人的空間にあったものがどうして人に見せる公的空間に飾られるようになったのか、二人のヴィーナスが並べられている理由・・・天上的アフロディーテ、世俗的アフロディーテ についてプラトンの『饗宴』を通して説明していただきました。
よく目にする絵ですから、先生のお話を思い出しながら 絵について、イデアについてなど人にも説明できるようになれたらいいなあと思いました。

ボッチチェリ
ヴィーナスの誕生
1485頃
ウフィツィ美術館

単回受講を受け付けています。
松浦先生の講座を新百合ヶ丘で受けてみませんか。
詳細はこちらから



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