2026年6月26日金曜日

第8回 印象派の展開と画家たち

 池上英洋先生の西洋美術史講座、今回は、シスレー、ピサロ、カイユポットについて、普仏戦争、純粋印象派展(第1回~3回、4回)について詳しく教えていただきました。


もっとも典型的な印象派はシスレー と言われますが、生活が苦しいまま生涯を終えます。日本に多くの作品があります。

シスレー
ルーヴシェンヌの雪
1874
フィリップスコレクション

バジールは普仏戦争で亡くなりました。彼が生きていたら印象派のなかで活躍していたことでしょう。戦争では多くの犠牲がありました。

普仏戦争後に描かれたシャバンヌの絵<希望>。 手に花を持っている (シャバンヌは印象派ではありません。)
ピュヴュイ・ド・シャヴァンヌ
希望
1872
ウォルターズ美術館

ピサロはいつも明るい色調。穏やかな人。

ピサロ
ポントワーズのクルミの木
1875
個人蔵

ピサロは点描画も描いています。
ピサロ
エラニーでハーブを集める農婦たち
1886
個人蔵

カイユボットは裕福な家柄で金銭的に印象派の他の画家たちの応援もしていました。

カイユボット
窓辺の若者
1876
ポール・ゲッティ美術館


カイユボット
雨の日のパリ通り
1877
シカゴ・アート・インスティトゥート

そのほかドガやカサットなど印象派展に出展した画家たち、その性格、人間関係、考え、などを教えていただくと、さらに調べてみたい気持ちがわいてきます。
今回 先生に詳しく見せていただきましたが、自分でもゆっくり見てみたい気持ちになりました。


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 10時半~12時
第10回 7/10(金) パリの都市改造と印象派の拡がり



2026年6月19日金曜日

第7回 モネと印象派のコアメンバー

 池上英洋先生の西洋美術史講座、今回はモネとジャポニスム、ルノワールの生涯、画家たちが抱えていたジレンマを知る、としてお話ししていただきました。


ジャポニズリーからジャポニスムに変わっていったのですが、

つまり、日本趣味(日本風のものを珍しがり、愛好すること)→表現手法、構図、思想そのものの吸収、画風が変わっていった。ということだそうです。

ジャポニズリーの例。中に日本の美術品などが描かれている。

ジェームス・ティソ
Young Women Looking at Japanese Objects
1869頃
個人蔵

ジャポニスム

歌川広重
六十余州名所図会 
薩摩 坊ノ浦双剣石
ブルターニュ地方にもこの風景があるのだが、画題、構図として日本の浮世絵から着想を得たのではないかとのこと。
モネ
ポール・コトンのピラミッド岩 荒れた海(モスクワ版)
1886
プーシキン美術館

人に興味があったルノワール
光に興味があったモネ

モネ 
ラ・グルヌイエール
1869
メトロポリタン美術館

ルノワール
ラ・グルヌイエール
1869
ストックホルム美術館
このころ 中産階級の「レジャーを楽しむ」ことが一般化した。

ルノワール
舟遊びをする人々の昼食
1876
フィリップスコレクション
ワシントンD.C


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第9回 7/3(金)   分裂後の印象派
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2026年6月12日金曜日

第6回 印象主義:モネによる一大実験

 池上英洋先生の西洋美術史講座、今回は明治政府と万博、モネの生涯、印象派とは-<モネによる実験> などをテーマに教えていただきました。


ウイーン万博を前に(練習のため)日本でも湯島聖堂博覧会が開かれました。

その後それは国立博物館の基礎となっていきます。


モネの生涯も見ていきました。

モネ
トル―ヴィルの浜辺
1870
ロンドンナショナルギャラリー

↑拡大。砂が付いていて野外でスケッチしていたことがわかる

ロマン主義絵画、クールベのリアリズム、ターナーの即興性、バルビゾン派らの外光志向などが絵に影響を与え、

ブーダンとの出会い、グレール塾での多くの画家たちとの交流などがあったことがわかりました。

絵具の三原色ではなく光の三原色を基にした筆触分割の理論をもとにした虹のパレットの原理を実践しました。「黒い絵の具」を使わないで表現するようになっていったこと、光を木漏れ日のように描くところがモネによる一大実験であると知りました。

モネ
ひなげし
1873
パリ オルセー美術館

モネ
モネ夫人と友人
1872
個人蔵

マルモッタン・モネ美術館の紹介もしていただきました。

もともとは狩猟用の邸宅だったそうです。素敵な美術館です!!

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受講可能な講座 いずれも10時半~12時

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