2026年10月21日水曜日

【1回2000円】巨匠カラヴァッジョを3回連続で濃密に学ぶ!&ラファエッロ 松浦弘明先生の単回受講講座

「美術展に行くのは好きだけど、作品の背景や歴史をもっと深く知りたい」

「大学の講義のような本格的な美術史に触れてみたい」
そんなアートファンの方に、とてもおすすめの耳より情報です!
通常は半年間の連続講座を「1回だけピンポイントで受講できる(単回受講)」という大変お得な制度ができました。
今回は、現在開講中の人気講座「美術Ⅱ(西洋美術史入門 ― 後期ルネサンス絵画の展開)」の中から、美術ファンなら絶対に見逃せない「ラファエッロ」と「カラヴァッジョ」の厳選4回。
特に、2月から3月にかけて巨匠カラヴァッジョを3回連続でじっくり学べるカリキュラムは必見です!
カラヴァッジョ
聖マタイの召命
1599-1600
サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会、ローマ



🎨 講座の基本情報
多摩美術大学教授の松浦弘明先生が講師の、本格的な西洋美術史の講座です。
  • 講座名: 美術Ⅱ「西洋美術史入門 ― 後期ルネサンス絵画の展開」
  • (12回シリーズの中の4回が公開です。)
  • 日時: 金曜日 10:30~12:00
  • 会場: 新百合21ビル 多目的ホール(小田急線「新百合ヶ丘駅」徒歩2分)
  • 受講料: 1回につき 2,000円(会場受講のみ)

💡 ここが凄い!今回おすすめする「厳選4回」の見どころ
進行上、席に余裕がある回に限り受講できる「単回受講」。その中でも、ドラマチックな名画の世界に浸れる注目の4回がこちらです。
【11月はラッファエッロ】
 ・① 11月13日(金):ラファエッロによる「ヘリオドロスの間」の装飾(2)
   ヴァチカン宮殿にある、ルネサンスの天才画家ラファエッロの最高傑作の一つに迫り    ます。美と調和の極み、そして計算し尽くされた空間構成をじっくり学べる回です。
      申込締切: 11月6日(金)まで(先着順)
【注目!】2月〜3月は「カラヴァッジョ」を3回連続でディープに学ぶ!
強烈な光と闇のコントラスト(キアロスクーロ)でバロック美術の扉を開いた天才画家、カラヴァッジョ。彼のドラマチックな画業の変遷を、なんと3回にわたって贅沢に追いかけることができます。単発の美術展だけでは味わえない、濃密な3連続カリキュラムです。
  • ② 2月12日(金):カラヴァッジョの初期活動
    怒涛のカラヴァッジョ特集のスタートです!若き天才がローマの美術界に鮮烈なデビューを果たし、頭角を現していく初期の作品群を読み解きます。
    • 申込締切: 2027年2月5日(金)まで(先着順)
  • ③ 2月26日(金):カラヴァッジョの聖堂装飾(1)
    彼の出世作であり、光と影の表現が極まった名作《聖マタイの召命》などが登場する、ファン必見の重要な回です。
    • 申込締切: 2027年2月19日(金)まで(先着順)
  • ④ 3月12日(金):カラヴァッジョの聖堂装飾(2)
    劇的な人間ドラマと徹底した写実主義がさらに加速する、聖堂装飾の完結編。3回続けて受講することで、彼の芸術の真髄が立体的に理解できます。
    • 申込締切: 2027年3月5日(金)まで(先着順)

📝 受講の手順と注意点
かわさき市民アカデミーの単回受講は、「完全事前申込制」となっています。当日ふらりと会場に行っても受講できませんのでご注意ください。
  • 申込方法: かわさき市民アカデミー 公式サイトの単回受講申込ページからインターネットで申し込めます。
  • 一括申込が便利: 専用のフォームから、今回ご紹介した4つの回(または受けたい回)に同時にチェックを入れて、まとめて申し込むことが可能です。
  • 締め切り: 各受講希望日の7日前まで。(先着順)
  •  現在受付中です。
通常はオンライン併用配信も行われている講座ですが、単回受講の場合は「新百合ヶ丘の会場受講のみ」となります。大画面のスクリーンと先生の生解説で聴く美術史は、まるで美術館の特別なツアーに参加しているような贅沢な時間になるはずです。
直近のラファエッロの回(11/13)の締め切りは11月6日(金)となっています。
ぜひ気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか?
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2026年10月9日金曜日

第2回 ミケランジェロによるシスティーナ礼拝堂天井装飾(2)

 多摩美術大学教授、松浦弘明先生の西洋美術史入門講座、<後期ルネサンス絵画の展開>、今回はミケランジェロによるシスティーナ礼拝堂天井装飾(2)でした。

システィーナ礼拝堂の天井画中央に描かれている4つの創世記の物語を第1期〜第3期の3つのプロセスに分けて、その変化を読み解きました。

実は制作の途中で「足場を外して床から見上げる」ということがあり、その時点以降で構図と人物の大きさが劇的に修正・進化したということでした。

「20m下からどう見えるか」 を考えて どんな構図にすれば効果的かとミケランジェロは考えていたのだと思われます。

第Ⅰ期(大洪水):1509頃 人物が小さく・数が多く・背景が細かい(下から見づらい)

大洪水
60人以上の人物がひしめく緻密な群像構成

第Ⅱ期(楽園追放):1510頃 人物を大きくし、シルエットをはっきりさせる

原罪と楽園追放
人物が大きくなった。3次元の影が生まれ
空には青と白の表現が登場



第Ⅲ期(アダムの創造・光あれ):1511頃 人物を極限まで巨大化し、ダイナミックなポーズで魅せる。地平線がない。下からよく映える。

       

アダムの創造
無駄を削ぎ落とし、巨大なスケールと指先の空間で魅せる


光あれ
下から見上げる躍動感を重視

ミケランジェロのフレスコ画を基に(写真代わりに)彫られた版画やその後の芸術家への影響へのお話もありました。


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2026年9月25日金曜日

第1回 ミケランジェロによるシスティーナ礼拝堂天井装飾(1)

 多摩美術大学教授、松浦弘明先生の西洋美術史入門講座、<後期ルネサンス絵画の展開>、今回はミケランジェロによるシスティーナ礼拝堂天井装飾(1)でした。

詳しく教えていただく前提として、ラフな西洋美術史復習、そのころ発掘されたローマンコピーのギリシャ彫刻とミケランジェロの生い立ちと彫像たちについて教えていただきました。

そして具体的にシスティーナ礼拝堂天井画ともリンクするところがあると見せていただきました。


ミケランジェロはメディチ家彫刻庭園に出入りして育ちました。

そこにはアポロ像が飾られていました。

初めはその影響を受けています。

べルデヴェーレの<アポロ>
2世紀(BC300頃の彫刻の模刻・1489に発掘)
ヴァティカン美術館
Livioandronico2013, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons


ダヴィデ像
ミケランジェロ
1501-4
アカデミア美術館




ミケランジェロ
預言者ゼカリア
システィーナ礼拝堂天井画より
1508-1509

1506年に発掘されたラオコーン像。
この形をミケランジェロがだんだん消化していき、ミケランジェロの表現の形が変わっていきました。
松浦先生に画像とともに説明していただきました。


ラオコーン像
バチカン美術館,1506頃発掘された
  CC BY-SA 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0>, ウィキメディア・コモンズ経由で


ミケランジェロ
瀕死の奴隷
1513頃
ルーブル美術館


ミケランジェロ
預言者ヨナ
システィーナ礼拝堂天井画より
1511夏-1512.10.31


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