2017年6月30日金曜日

第10回 ゴッホとゴーギャン

今回は展覧会で目にすることの多いゴッホとゴーギャンについてでした。

二人の生涯と作品を見せていただきました。

ゴーギャンがセザンヌの作品を大切にしていたこと、
ポン=タヴェンでゴーギャンがそこに集った画家に語った言葉、
1888年、アルルでのゴッホとゴーギャンの生活、
1888年と1889年のゴッホの作風の変わり方。

新しい絵の見方をまた知りました。

ゴッホ<赤い葡萄畑>生涯で唯一売れた作品。1888













ゴーギャン<我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか>1897











先生から 昨年出版された 著書のご紹介がありました。

「芸術家の愛した家」(←リンク、出版社)
 池上英洋 著 出版社 エクスナレッジ
 
アマゾンのリンクはこちら

上記のすべての芸術家の家に先生は訪れたそうです。

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<2017後期美術2も美術鑑賞をより楽しめる講座を企画しています。>

2017年6月23日金曜日

第9回 モローとセザンヌ

象徴主義のモローと現代絵画の父と言われるセザンヌの生涯と作品、その時代の美術の流れを見ながら、この二人が「抽象美術」の先駆であったことを教えていただきました。

この二人のそれぞれどんな点が抽象につながったのか、その影響力、多くの作品の画像を見せていただきながら、説明していただきました。

世界各所にあるよい作品を先生にピックアップしていただき、一度に見られるというのも西洋美術史講座の楽しさです。ありがとうございます。

パリの「モロー美術館」は訪れるとよいお勧め美術館の一つだそうです。

モロー <人類の生>1886 モロー美術館
セザンヌ<柘榴と洋梨のある生姜壺>1892頃フィリップスコレクション



セザンヌ<大水浴図>フィラデルフィア美術館1898-1905 ピカソ アヴィニョンの娘たち 、マチスなどへ影響


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2017年6月16日金曜日

第8回 マネとモネ

今回は 印象派 マネとモネでした。

2人の絵画のスタイル、影響を受けた人、絵、交友関係、絵画にまつわる逸話 、光のパレット、サロンの様子など さまざまお話頂き、10分延長となりました。それでもまだ語り足りないと、先生。

展覧会で「聞いたことない画家だな?」 と思っていた人が実は重要人物だっり。
講座を受け続けていると新しい発見があります。


草上の昼食 マネ 1863


モネもこの絵をもとに草上の昼食を描いています。自分で切ってしまって2枚となっていますが 巨大な作品だったとのこと。
リンク
草上の昼食 モネ オルセー美術館 1865-66

マネのアトリエの絵にはマネもゾラもルノワールもモネも描かれています。



ファンタン=ラトゥール
バティニョール街のマネのアトリエ 1870


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2017年6月9日金曜日

第7回 ターナーとクールベ

光の画家ともいわれるターナーとレアリズムのクールベのお話をして頂きました。

雨、蒸気、スピード-グレート・ウェスタン鉄道
(1844年、ナショナル・ギャラリー蔵)

瞬間を切り取ったようなスピード感あふれるターナーの画風は どうして生まれたのか、時代が要請した風景画だったのですね。







画家のアトリエ.オルセー美術館


クールベの巨大な「画家のアトリエ」。真ん中にクールベとモデル、周りに描かれたアトリエに関係ない人々。クールベに関する逸話はたくさんありますね。





先週の復習、水彩画の歴史についてのお話もありました。絵画のヒエラルキーってあったのですね。


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2017年6月2日金曜日

第6回 ダヴィッドとドラクロワ

今回 表題が変更となりました。

新 ダヴィッドとドラクロワ

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18世紀後半には「二つの革命」がありました。イギリス産業革命とフランス革命です。

「王政の様式」である、ロココ
  VS
「共和制の様式」である新古典主義 ➡ ダヴィッド
少しあとで
ロマン主義のドラクロワ

劇的な感じです。。。  

<マラーの死>ダヴィッド

<キオス島の虐殺>ドラクロワ

講座では先生から「資料」が配布されます。復習ができるようになっています。

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