2024年1月27日土曜日

お知らせ 諸川先生が読み解く『鏡と歪み』-肖像画に秘められた意味を読み解く

諸川先生が読み解く『鏡と歪み』-肖像画に秘められた意味を読み解く

ハンス・ホルバイン
大使たち
ロンドンナショナルギャラリー


ハンス・ホルバインが描いた肖像画「大使たち」(1533年)の中に挿入された髑髏(どくろ)の歪像(わいぞう)表現は、通常斜め右上から鑑賞することになっているが、凸面鏡を使った鑑賞も可能であることを例証しつつ、美術において鏡の持つさまざまな役割や意味について解説します。

2024年3月22日金曜日10時30分~12時00分
    新百合ケ丘 北口 新百合21ホール
先着順で受付けます。(定員200名)
定員になり次第、締切ります。
申込み締切は2024年3月15日(金)

改札から区役所方面へ
左側階段を降り そのまま まっすぐ
突き当たりのビルに入る。
階段降りきったところにホールがあります。

受講料 1,500円(税込み・資料代込み)。当日受付でお支払いください。

(↑リンク)

多摩美術大学名誉教授 諸川 春樹

諸川先生プロフィール
1953年東京都生まれ。
1979年東京大学文学部史学科卒業。 
1988年東京大学大学院人文科学研究科西洋美術史専攻博士課程単位取得満期退学。
1989年多摩美術大学美術学部学科講師。 
1992年同助教授。1996年同教授。2023年同名誉教授。
著書に『ART GALLERY テーマで見る世界の名画 9 神話と物語創造の玉手箱』集英社2018年5月。『バロックの魅力』東信堂2007年3月。『彫刻の解剖学』ありな書房2010年10月 他多数。

・事前申込み制です。申込みをせず当日会場に来られても受講できません。
・1回のお申込みで1名(申込み者)の受講となります。
・お申込み後、ご都合が悪くなった場合は「申込み・問合せ先」までキャンセルのご連絡をお願い致します。





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2024年1月26日金曜日

第10回 西欧におけるビザンティン美術の影響

松浦弘明先生の西洋美術史講座、今回は『西欧におけるビザンティン美術の影響』として ヴェネチアのサン・マルコ寺院を中心にお話がありました。

サン・マルコ寺院
ヴェネチア

ヴェネチアに聖遺物である聖マルコの遺体を運んできた物語。




サン・マルコ寺院
 ヴェネチア 
プラン
Encyclopædia Britannica, 1911, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

聖堂はギリシャ十字プランで建てられていますが、オシオス・ルカス修道院のように三位一体を視覚化しようという考えで建てられているわけではなく、《キリストの昇天》(中央円蓋にあります。)を中心に装飾されているそうです。つまり、みかけはビサンティンだけれど、ビサンティンではないとのお考えでした。

プランを確かめながら天蓋やアーチに描かれているキリスト、物語の場面を説明してくださいました。



キリストの昇天
中央円蓋


西円蓋 
聖霊降臨


東円蓋
パントクラトールのキリスト
12世紀前半


アプス
玉座のキリスト

Prof. Mortel, CC BY 2.0 <https://creativecommons.org/licenses/by/2.0>, ウィキメディア・コモンズ経由で


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