2021年4月16日金曜日

第1回 現在のコロナ禍から古代ギリシアの疫病、医術、健康に思いを馳せる

篠塚千恵子先生のギリシャ美術講座が始まりました。

今回も楽しみです。よろしくお願いいたします。

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ペロポネソス戦争(前431-404年)の折、アテネで疫病(前430-426)が起こったのですね。 

古代ギリシアの医術の神、アスクレピオス(とその家族)についてのお話でした。

当時の医術の様子、健康への願いがわかりました。

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アスクレピオス信仰のあるところには劇場があるそうです。

音の響きで有名な世界遺産:アスクレピオスの聖地エピダウロスの古代劇場。

古代劇場

アスクレピオスの家族もそれぞれ医術にかかわっています。

神殿に奉納された浮彫。癒やしの美術です。

家族を伴ったアスクレピオスと信者一家(右側がアスクレピオスの家族)

 CC BY 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by/4.0>, ウィキメディア・コモンズ経由で
アッティカの大理石奉納浮彫
アテネのアスクレピオス聖域出土

アスクレピオスは蛇の巻き付いた杖を持っています。(上の浮彫にも描かれています。)

この「アスクレピオスの杖」は今でも医学のシンボルとなっています。

WHOのロゴマークにもあります!

ニュースでWHOが出たとき注意して見てみてください。

WHOのマークをスケッチしてみました。

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