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2017年11月24日金曜日

第6回 聖人の物語と象徴的表現1

「復習;テスト」がありました。緊張しますね。

ヴェネツィアの「聖ロクス同信会館」(聖ロクスはペストを鎮めてくれる聖人)にありますティントレットによるキリストの生涯の数々の画などを軸に復習しました。 ヨーロッパへの旅でどこで何を見るべきかも教えていただけます。

ティントレット 「ピラトの前のキリスト」
1566-67 ヴェネツィア 聖ロクス同信会館

ローマ総督ピラトは手を洗って見せています。これは「この件には手を下さない」ということを意味しています。

今回はキリストの象徴となる記号なども教えていただきました。

 XPIのモノグラム(救世主キリスト のこと)
 A(α)とΩ(ω);ギリシャ文字の最初と最後→万物の初めと終わりとしての神を象徴
などなどです。

ケルズの書より XPIのモノグラム
8世紀末から9世紀初め ダブリン、トリニティー・カレッジ

荘厳のキリスト 1123 
バルセロナ カタローニャ美術館
αとωがキリストの肩あたりにある。


次回は聖人。

イタリアやフランスではカレンダーに聖人の名が記載されているものが普通にあります。。
数年前のイタリアのカレンダーの画像を入れておきます。日にちの下に名前があります。
例えば9月30日は聖ヒエロニムス(イタリアでの呼び方は聖ジローラモ)の日です。来週お話がございます。


<次回2018年4月からの講座は2018年1月初旬に詳細が発表されます。発表になりましたらすぐにお知らせいたします。>

<「美術Ⅱ新百合ヶ丘」・12回の西洋美術史講座を受講希望の方は、こちら(←リンク)へどうぞ。>

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2017年10月27日金曜日

第4回 キリストの物語3(最後の晩餐後から磔刑まで)

今回はキリストの物語3(最後の晩餐後から磔刑まで)でした。

諸川先生の講座では「復習」(あるいはテスト)がございます。「その場面、意味」が何か、すっと出てくるように訓練する、とのこと。ドキドキしますね。(自分の心の中での採点ですので心配いりません。)


ティントレットの最後の晩餐。構図も斬新。時代背景も含めて絵の解説をしていただきました。
ヴェネチアでぜひ見てほしい作品の一つだそうです。

ティントレット「最後の晩餐」1592-94
ヴェネツィア サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂

キリストの逮捕:ペテロの耳切・ペテロの否認
  同じ時代のフィレンツェのジョットとシエナのドゥッチョを比べます。
  ジョットの聖なる顔、俗なる顔の表現・表情の違い チェックポイントです。
「夜の表現」は難しかったそうで、どちらも松明を持つことで表しています。
ジョットのキリストの後ろの「兵士」のヘルメットが黒いのは当初は「銀」であったこと。当時は金と銀で素晴らしかったことでしょうね。

ジョット「ユダの接吻」1304-06
スクロヴェーニ礼拝堂
ドゥッチョ「キリストの逮捕」(マエスタから)

今回は「web gallary of art」の使い方も教えていただきました。ページ右側にリンクがございます。

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2017年10月13日金曜日

第3回 キリストの物語2(洗礼から最後の晩餐まで)

1・キリストの試練
2・弟子の召命
3・キリストの奇跡 

についてのお話がありました。

ストーリーを追うだけでなく、美術史上 チェックするべき絵の紹介もあります。

コンラート・ヴィッツ
奇跡の漁獲
スイスジュネーブ湖の実景。15c半ば。風景画の中に宗教画が描かれ始めた美術史的に重要な一枚だそうです。

コンラート・ヴィッツ
奇跡の漁獲1444 ジュネーブ美術歴史博物館

カラバッジョ 聖マタイのお召し
どれがキリストでどれが聖マタイかわかりますか?
説明がございました。

カラバッジョ 「聖マタイのお召し」1598-1601
ローマ、サン・ルイージ・デイ・フランチャージ聖堂


ドラクロワ
「嵐を鎮めるキリスト」
「舟」にも意味があるそうです。ターナーにもつながりが・・・



ドラクロワ
「嵐を鎮めるキリスト」
1853 メトロポリタン美術館

そして、いろんな絵での「ユダはどの人?」探しがありました。



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2017年10月6日金曜日

第2回 キリストの物語1(降誕から洗礼まで)

今回はキリストの降誕から洗礼までのお話でした。


いろんな画家による赤ちゃんのキリスト! 先生は赤ちゃんがお好きです。

コレッジョの絵からは当時の「聖史劇」(夜の場面ではランプを持って演じる)の影響が類推されるそうです。
考えたこともなかったです。
コレッジョ「キリスト降誕」1528-30ドレスデン絵画館

東方三博士の礼拝(マギの礼拝、などいろいろ言い方あり。)
3人の占星術師が星に導かれてやってきたお話。

当初、同じような表現での3人が
15世紀以降現実世界を投影するようになり、
三博士→三世界(アフリカ、アジア、ヨーロッパ)
     →それぞれ三世代(青年、壮年、老年)
として描かれる。
など、お決まりごともあるのですね。

東方三博士の礼拝・1180・ピサ大聖堂
ボッス・東方三博士の礼拝・1510頃・プラド美術館


講座ではいつも資料が配布されます。
復習になります。
参考文献の紹介もございました。


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