2026年5月14日木曜日

16世紀~20世紀:様々な空間表現の面白さ

諸川春樹先生の西洋美術史講座 遠近法第三回でした。(短期なので今回で終わりです。)

16世紀の遠近法をいろいろ見せていただきました。

劇的な効果のあるものになってもいきます。

ティントレット
聖マルコの遺体の発見
1562-64
ミラノ ブレラ美術館

17世紀以降の展開


ホッべマ
ミドルハルニスの並木道
1689
ロンドンナショナルギャラリー

カメラ・オブスクーラも発達していきます。

フェルメール
絵画術
1665頃
ウイーン美術史美術館


19世紀末になると 自由な空間表現が現れてきます。
セザンヌは遠景と近景を同時に捉え、独自の空間性を自らのために追究しました。
セザンヌ
リンゴとオレンジのある静物
1890-95
オルセー美術館

マティスは空間表現を捨て、色面で表現

マティス
赤い部屋
1908
エルミタージュ美術館

リンク先 デ・キリコ「通りの神秘と憂鬱」1914 個人蔵

デ・キリコの上の絵は 遠近法が狂っています。(これは遠近法を使う目的でもある)。

一枚の絵の中にかみ合わない2つの遠近法が同居し、何かがおかしいと不安な気持ちになってしまいます。遠近法は感情を揺さぶる道具となっていきます。

ダリ、めまい

 エルンスト、マグリットと 新しい認識法としての空間表現を教えていただきました。

諸川先生には また違ったトピックで講座を開いていただきたいです。ありがとうございました。

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※ 現在単回受講を受け付けています。

各受講日の7日前まで。

受講料 一回2000円 税込み 当日現金支払い

(オンライン受講はありません。)

詳しくは「かわさき市民アカデミー」ホームページ 単回受講 をご覧ください。


受講可能な講座 いずれも10時半~12時

第5回 6/ 5(金)   万博の世紀とジャポニスム

第7回 6/19(金) モネと印象派のコアメンバー

第8回 6/26(金) 印象派の展開と画家たち

第9回 7/3(金)   分裂後の印象派

第10回 7/10(金) パリの都市改造と印象派の拡がり