2026年5月29日金曜日

第4回 オリエンタリスムと近代日本

 池上英洋先生の西洋美術史講座、今回は「オリエンタリスムと近代日本」でした。

19世紀を通して流行したオリエンタリズム、19世紀半ばからの日本の近代化と西洋美術教育、ジャポニズムの前のシノワズリ、そして水彩画法について教えていただきました。


西洋諸国と中近東とが政治的理由でコンタクトが増え、エキゾチズムを刺激され、画家たちは中近東文化を主題とする作品と描き始めます。

ジェローム
蛇使い
1876
ウイリアムズタウン、クラーク美術館

「タナグラ」はギリシャのタナグラ周辺でBC4世紀ごろから作られていたテラコッタ像。1860頃多く出土する。
ジェロームの自画像ですが、奥にジェロームの「ピュグマリオンとガラテア」の複製がかけられています。代表作ですからね。

ジェローム
タナグラを彫る芸術家


ルノワールもオリエンタリズムの流行に乗って描いています。

ピエール=オーギュスト=ルノワール
アルジェリア風のパリの女たち
1872
国立西洋美術館

19世紀の日本と西洋、西洋に教えを乞うお話もなかなか面白かったです。
イタリアとの関係、美術学校のこと。美術関係の先生はイタリアから招きました。
フォンタネージはしっかりとした美術教育をし、学生から慕われていたそうです。

フォンタネージ

ジェノヴァ、フルゴーネコレクション
Antonio Fontanesi, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons

水彩画の歴史も見せていただきましたが、本当に美しいです。

リンディスファーンの福音書
カーペットページ
698年
羊皮紙
大英図書館



ジャン・ド・ベリー公のいとも豪華なる時とう書
獣帯人間図
1413-16



デューラー
子ウサギ
1502
アルベルティーナ美術館 ウイーン



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第7回 6/19(金) モネと印象派のコアメンバー
第8回 6/26(金) 印象派の展開と画家たち
第9回 7/3(金)   分裂後の印象派
第10回 7/10(金) パリの都市改造と印象派の拡がり