ヴェネツィアの「聖ロクス同信会館」(聖ロクスはペストを鎮めてくれる聖人)にありますティントレットによるキリストの生涯の数々の画などを軸に復習しました。 ヨーロッパへの旅でどこで何を見るべきかも教えていただけます。
ティントレット 「ピラトの前のキリスト」
1566-67 ヴェネツィア 聖ロクス同信会館
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ローマ総督ピラトは手を洗って見せています。これは「この件には手を下さない」ということを意味しています。
今回はキリストの象徴となる記号なども教えていただきました。
XPIのモノグラム(救世主キリスト のこと)
A(α)とΩ(ω);ギリシャ文字の最初と最後→万物の初めと終わりとしての神を象徴
などなどです。
ケルズの書より XPIのモノグラム
8世紀末から9世紀初め ダブリン、トリニティー・カレッジ
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荘厳のキリスト 1123
バルセロナ カタローニャ美術館
αとωがキリストの肩あたりにある。
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次回は聖人。
イタリアやフランスではカレンダーに聖人の名が記載されているものが普通にあります。。
数年前のイタリアのカレンダーの画像を入れておきます。日にちの下に名前があります。
例えば9月30日は聖ヒエロニムス(イタリアでの呼び方は聖ジローラモ)の日です。来週お話がございます。
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