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2022年9月15日木曜日

2022後期美術Ⅱ 『麗しの中世ゴシック絵画』スケジュール

2022後期美術Ⅱのスケジュールが発表されました。


『麗しの中世ゴシック絵画』

 多摩美術大学教授  諸川 春樹先生

オンライン併用ですので、遠方の方もどうぞお申し込みください。

【会場定員】 200名  【オンライン定員】100名  
【時 間】毎回10時30分~12時00分(計12回)
【場 所】 小田急線新百合ヶ丘駅そば 新百合21ホール 


ファン・デル・フース
1475ごろ
ポルティナーリ三連祭壇画
ウフィツィ美術館




 後期は「芸術の秋」。そこからホイジンガの名著『中世の秋』が連想されれば、いきおい興味はその時代の美術に向けられます。今回はアルプスを越えた地域、すなわちネーデルラント、ドイツ、フランスで栄えた北方美術を、絵画を中心に楽しく見ていきましょう。

1 9/30(金) ゴシック絵画の魅力1:後期ゴシック美術とは 
2 10/7(金) ゴシック絵画の魅力2:美しき写本の世界
3 10/21(金) ファン・エイクの超絶技巧
4 10/28(金) 情感の画家ロヒール・ファン・デル・ウェイデン
5 11/11(金) ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの「祭壇画」研究
6 11/18(金) 偉大なる後継者たち1:クリストゥスとバウツ
7 11/25(金) 偉大なる後継者たち2:ファン・デル・フースとメムリンク
8 12/2(金) フランスにおける伝統と革新:カールトンとフーケ
9 12/9(金) 15世紀ドイツの善き画家たち:ロホナーとパッヒャー
10 1/13(金) 「世紀末」の画家たち:ダーフィットとマッセイス
11 1/20(金) 怪物の画家?ボッス
12 1/27(金) 西洋中世末期の芸術:講義のまとめ

受講料 17,160円 
すでに会員の方は割引があります。(2年会員11,440円  1年会員12,870円)



諸川先生には
西洋絵画の主題物語<1>聖書編 <2>神話編 (美術出版社、1997)
集英社創業90周年企画 ART GALLERY テーマで見る世界の名画 全10巻
の第9巻「神話と物語」創造の玉手箱 責任編集 諸川春樹
   などのご著書があります。

諸川先生のプロフィールはこちら←リンク)
イタリアでも長く滞在研究されています。

 Zoomでの配信もあります。

自宅からも受講できますので

遠方の方も是非お申込みください。


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ほかにも講座がありますのでチェックしてみてください。



2018年2月2日金曜日

第12回 オリュンポス12神の物語


マンテーニャ、「パルナッソス」
1497、ルーブル美術館
アポロ、ヴィーナス、ウルカヌスなど多くの神様が描かれている

ローマ神話の神々とギリシャ神話の神々の名前の対照表を頂きました。

例えば
ローマ名           英語読み          ギリシア名
アポロ              アポロウ            アポロン
ヴェヌス           ヴィーナス        アプロディテ
ネプトゥヌス    ネプチューン      ポセイドン

などなど。

対比しているギリシア、ローマの神は 同じ神さまではなく
ローマの神さまとギリシアの神さまを無理やり当てはめて一緒にしたもので、日本における 神仏習合の様な感じ、なのだそうです。

「オリュンポス12神」の中で自分の好きな神さまを1人選び、その物語、意味、持ち物 、描かれ方など特に注目して見ていくと 楽しいとのことでした。 なかなか一度には覚えきれませんからね。

例えば ポセイドンは 海と馬の神。持物は三叉の矛。
フィレンツェ シニョーリア広場の「ポセイドンの泉」は コジモ一世の考えが あって作られたものだそうです。

アンマナーティ「ポセイドンの泉」
1576
フィレンツェ、シニョーリア広場

クレイン「ポセイドンの馬」
1893
ミュンヘン、アルテ・ピナゴーク

12回の「弱点克服!西洋美術の主題物語」、あっという間に終わってしまいました。
これからの海外旅行や展覧会がより楽しくなりそうです。

次の講座までしばらくお休みになります。この間にゆっくり本を読んだり、美術館に行ったりして復習しようと思います。

先生ありがとうございます。

<「美術Ⅱ新百合ヶ丘」・12回の西洋美術史講座を受講希望の方は、こちら(←リンク)へどうぞ。>

月曜日には 溝の口「ノクティ」で 日本の仏像の歴史の講座があるそうです。
また、武蔵小杉では「世界遺産」。「世界遺産」の講座については特に素晴らしい先生方をお招きし、わかりやすい講座を企画していると聞いております。
どうぞお申し込みください。

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2018年1月26日金曜日

第11回 旧約聖書の物語3-2

今回も復習がありました。
今回の講座は「弱点克服」ですから、しっかり復習がございます。

旧約聖書の物語は「ユダヤのお話」なのに、どうして「キリスト教」で大切にされているのか、疑問があります。。その理由の説明もありました。
「予型論」という考えがあるそうです。
旧約聖書の「ノアの箱舟」は新約聖書では「最後の審判」を意味し、「教会」はノアの箱舟でもある。これを頭に入れてヨーロッパを旅行するとよいとのこと。

パオロ・ウッチェロ 「ノアの洪水と燔祭」
1445頃
フィレンツェ、サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂

ドナテッロのゴリアテを踏みつけている「ダヴィデ」。
それに対してミケランジェロの「ダヴィデ」にはゴリアテがいません。ゴリアテとの戦いの前の姿なのだそうです。どうしてこの形の像を作ったのか、この像から何が読み取れるのか、その時代のフィレンツェの政治、設置されたのが市庁舎の前であることなども説明していただきました。

ドナテッロ、「ダヴィデ」
1430~50年代
フィレンツェ、バルジェロ美術館
ミケランジェロ、「ダヴィデ」(レプリカ)
フィレンツェ市庁舎前
1504

そのほかの旧約聖書の物語や芸術作品の紹介、解説がありました。

「西洋美術の弱点克服」のために時々「テスト」があります。
今回のテストはフィレンツェ、洗礼堂のギベルティ「天国の扉」から。
ギベルディ、天国の門
フィレンツェ、洗礼堂
1425-52
By Ricardo André Frantz[CC BY-SA 3.0 ]via Wikimedia Commons
テスト用紙
楽しいテスト。出来ましたか?


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2018年1月12日金曜日

第10回 旧約聖書の物語3

お正月を挟んで習ったことがすっぽり抜け落ちてしまったようです。
今日は復習から始まりました。

ヨセフの物語。
フィレンツェ 洗礼堂。ギベルティの「天国の扉」にありますヨセフの物語から。
一つの絵の中にいくつもの場面が描かれています。これを「異時同図法」というそうです。。矢印のようにお話を読んでいきます。(だと思います。だんだん不安になって来ました。。ごめんなさい。)
ギベルディ 「天国の扉」
1425-52
フィレンツェ、洗礼堂

モーセのお話も詳しくありました。
モーセの頭に「角」がある理由も教えていただきました。

ミケランジェロ「モーセ」1515頃
ローマ、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ聖堂
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2017年12月22日金曜日

第9回 旧約聖書の物語2

今日も復習から始まりました。

「天地創造」はミケランジェロのシスティーナ礼拝堂が有名ですが、ほかにもいろいろありますね!

ヴェネツィア、サン・マルコ大聖堂の天井のモザイク。
天使の数で何日目かがわかります。
天井が遠くて、望遠鏡を持って行ってもなかなか見づらく、結局出口の売店で絵を買うということになるそうですが、自宅で検索して画像を見ておく予習もいいですね。

「天地創造」 13世紀
ヴェネツィア、サン・マルコ大聖堂
ボスの「快楽の園」の扉にあります「天地創造」は「これは地球かな?」などと自分勝手に考えてしまいそうですが、左上に神様がいて教皇の三重冠をかぶっている、地球のようなものは「宝珠」を意味していて、光っている。水と空、次に陸と海に分けられ空には雲ができている・・・。等々 いろんなことが読めるのですね。先生のお話がないと知らないままでした。
プラド美術館に行っても、「快楽の園」で驚いてしまうでしょうから、自宅でゆっくり見るのもよいですね。Web Gallery of Art が検索にお勧めだそうです。

ボス 「快楽の園」1510-15頃
マドリード、プラド美術館

今日のテストはフィレンツェ サン・マルコ美術館にありますArmadio degli Argenti というキャビネットのパネルから。
フラ・アンジェリコ 「Armadio degli argenti」
1450頃
フィレンツェ サンマルコ美術館

<次回2018年4月からの講座は2018年1月初旬に詳細が発表されます。発表になりましたらすぐにお知らせいたします。>

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2017年12月15日金曜日

第8回 旧約聖書の物語1

今回はフィレンツェ サン・ジョヴァン二洗礼堂にあります扉レリーフの画像で復習が始まりました。キリストの生涯など聖書にまつわる話が彫られています。

ヴェネツィアには「ライオン」がいます。それはベネツィアの守護聖人が聖マルコだからです。
ベネツィア・布告門
By Nino Barbieri (Own work) CC BY-SA 2.5 via Wikimedia Commons


ローマ、バチカン市国にはサン・ピエトロ大聖堂があります。
バチカン市国の国章は聖ペテロのアトリビュートの金と銀の鍵。
ちなみに 聖ピエトロは聖ペテロ、ピーターのこと。言語により言い方が違うだけなんですね!
ヴァチカン市 国章

様々な聖人たちについてもお話がありました。

聖ミカエルと聖ゲオルギウスの見分け方がわかると人に自慢できますね。
ラファエロ 聖ミカエル
1504頃 ルーブル美術館


ラファエロ 聖ゲオルギルス
1504頃 ルーブル美術館

旧約聖書の物語については来週もお話がございます。

<次回2018年4月からの講座は2018年1月初旬に詳細が発表されます。発表になりましたらすぐにお知らせいたします。>

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2017年12月1日金曜日

第7回 聖人の物語と象徴的表現2

キリスト教芸術にはいろいろな聖人が登場します。

今回は聖人を見分けるアトリビュート(持ち物)について教えていただきました。聖人に関する「おはなし」が黄金伝説という本や聖書などにあり、それに基づき持ち物が決められ、誰かわかるように描かれているそうです。

聖人信仰、十字軍のころの都市、人々の様子、聖遺物、巡礼についても触れられました。

つぎはぎだらけの聖フランチェスコの衣服
アッシジの聖フランチェスコ聖堂
By Tetraktys CC BY 3.0 via Wikimedia Commons

「聖フランチェスコ」の聖遺物。
ローマとフィレンツェ間の「アッシジ」という町にフレスコ画で素晴らしい「聖フランチェスコ聖堂」があるのでイタリアの旅で訪れるとよいそうです。

「聖ペテロ」は鍵を授与されています。鍵がアトリビュートです。
ペルジーノ「天国の鍵の授与」
1480-82 システィーナ礼拝堂
四福音書記者;聖マルコ・聖ヨハネ・聖マタイ・聖ルカ;は神秘の四つの動物であらわされています。。

諸川先生の講座では どの動物が誰を指すかを覚える「訓練」がありますので、弱点克服できるような気がいたします。

四福音書記者が彫られている
福音書写本の表装か?
象牙、メトロポリタン美術館


<次回2018年4月からの講座は2018年1月初旬に詳細が発表されます。発表になりましたらすぐにお知らせいたします。>

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2017年11月24日金曜日

第6回 聖人の物語と象徴的表現1

「復習;テスト」がありました。緊張しますね。

ヴェネツィアの「聖ロクス同信会館」(聖ロクスはペストを鎮めてくれる聖人)にありますティントレットによるキリストの生涯の数々の画などを軸に復習しました。 ヨーロッパへの旅でどこで何を見るべきかも教えていただけます。

ティントレット 「ピラトの前のキリスト」
1566-67 ヴェネツィア 聖ロクス同信会館

ローマ総督ピラトは手を洗って見せています。これは「この件には手を下さない」ということを意味しています。

今回はキリストの象徴となる記号なども教えていただきました。

 XPIのモノグラム(救世主キリスト のこと)
 A(α)とΩ(ω);ギリシャ文字の最初と最後→万物の初めと終わりとしての神を象徴
などなどです。

ケルズの書より XPIのモノグラム
8世紀末から9世紀初め ダブリン、トリニティー・カレッジ

荘厳のキリスト 1123 
バルセロナ カタローニャ美術館
αとωがキリストの肩あたりにある。


次回は聖人。

イタリアやフランスではカレンダーに聖人の名が記載されているものが普通にあります。。
数年前のイタリアのカレンダーの画像を入れておきます。日にちの下に名前があります。
例えば9月30日は聖ヒエロニムス(イタリアでの呼び方は聖ジローラモ)の日です。来週お話がございます。


<次回2018年4月からの講座は2018年1月初旬に詳細が発表されます。発表になりましたらすぐにお知らせいたします。>

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2017年11月17日金曜日

第5回 キリストの物語4(磔刑から昇天まで)

しばらくぶりの講座です。

受講生からの質問のお答えと復習から始まりました。

ラファエロ モンドの磔刑図 
1503 ロンドンナショナルギャラリー
この絵は何の絵でしょうか?ということを復習するのですが、他の説明もありました。
INRI とは何? イエス・ナザレの人・王・ユダヤ人の
天使が壺を持っているのは? 血を集める
太陽と月は? 新約と旧約で照らす様子。
描かれている登場人物は?

****

今回は昇天まで。キリストの物語は今回で終わりです。

同じ時代、同じ主題の場合、どちらがいいと思うか、などから比べてみるとよいそうです。

ほぼ同じ時代のルーベンスとレンブラントの「十字架降下」。どちらが好きかとの問いかけがありました。
ルーベンスの絵は「フランダースの犬」のネロ少年が見たかった絵。
ルーベンスはカトリック、レンブラントはプロテスタントの国の人、宗教の内容が違うそうです。
レンブラントのキリストはリアリズム、苦しんでいます。描かれている登場人物の説明もありました。

ルーベンス 「十字架降下」1614
アントウェルヘン大聖堂
レンブラント「十字架降下」1633
ミュンヘン、アルテ・ピナゴーク


キリスト哀悼

ボローニャに留学されていた諸川先生の思い出深いテラコッタの彫刻。当初は着色されていたそうです。

ニッコロ・デッラルカ 「キリスト哀悼」
1488-90 ボローニャ国立絵画館
By Palickap (Own work) [CC BY-SA 4.0via Wikimedia Commons

キリストの復活。

堂々としたキリストの姿、警備する兵士たちが眠っていたり、キリストからの光の輝きに目が痛くなり押さえている様子がわかりますが、後ろの風景画にも注目です。
左の「木」は枯れていて冬・・1月ごろ・・を意味し、右の「木」は繁っていて夏を意味する。。
とすれば、真ん中のキリストは何月?
冬と夏の間の3月の復活祭の頃。。「キリストの復活」にぴったりの季節の位置にあるということです。なぞなぞのようです。


ピエロ・デッラ・フランチェスカ 「キリスト復活」
1463-65頃 サンセポルクロ美術館
今回も多くの画像を見せていただきました。

****
今、上野の森美術館で開催されている「怖い絵」展、入場待ちが長いということが受講生で話題に。
先生によりますと聖書に関する怖い絵はとても多いとのことでした。



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2017年10月27日金曜日

第4回 キリストの物語3(最後の晩餐後から磔刑まで)

今回はキリストの物語3(最後の晩餐後から磔刑まで)でした。

諸川先生の講座では「復習」(あるいはテスト)がございます。「その場面、意味」が何か、すっと出てくるように訓練する、とのこと。ドキドキしますね。(自分の心の中での採点ですので心配いりません。)


ティントレットの最後の晩餐。構図も斬新。時代背景も含めて絵の解説をしていただきました。
ヴェネチアでぜひ見てほしい作品の一つだそうです。

ティントレット「最後の晩餐」1592-94
ヴェネツィア サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂

キリストの逮捕:ペテロの耳切・ペテロの否認
  同じ時代のフィレンツェのジョットとシエナのドゥッチョを比べます。
  ジョットの聖なる顔、俗なる顔の表現・表情の違い チェックポイントです。
「夜の表現」は難しかったそうで、どちらも松明を持つことで表しています。
ジョットのキリストの後ろの「兵士」のヘルメットが黒いのは当初は「銀」であったこと。当時は金と銀で素晴らしかったことでしょうね。

ジョット「ユダの接吻」1304-06
スクロヴェーニ礼拝堂
ドゥッチョ「キリストの逮捕」(マエスタから)

今回は「web gallary of art」の使い方も教えていただきました。ページ右側にリンクがございます。

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2017年10月13日金曜日

第3回 キリストの物語2(洗礼から最後の晩餐まで)

1・キリストの試練
2・弟子の召命
3・キリストの奇跡 

についてのお話がありました。

ストーリーを追うだけでなく、美術史上 チェックするべき絵の紹介もあります。

コンラート・ヴィッツ
奇跡の漁獲
スイスジュネーブ湖の実景。15c半ば。風景画の中に宗教画が描かれ始めた美術史的に重要な一枚だそうです。

コンラート・ヴィッツ
奇跡の漁獲1444 ジュネーブ美術歴史博物館

カラバッジョ 聖マタイのお召し
どれがキリストでどれが聖マタイかわかりますか?
説明がございました。

カラバッジョ 「聖マタイのお召し」1598-1601
ローマ、サン・ルイージ・デイ・フランチャージ聖堂


ドラクロワ
「嵐を鎮めるキリスト」
「舟」にも意味があるそうです。ターナーにもつながりが・・・



ドラクロワ
「嵐を鎮めるキリスト」
1853 メトロポリタン美術館

そして、いろんな絵での「ユダはどの人?」探しがありました。



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2017年10月6日金曜日

第2回 キリストの物語1(降誕から洗礼まで)

今回はキリストの降誕から洗礼までのお話でした。


いろんな画家による赤ちゃんのキリスト! 先生は赤ちゃんがお好きです。

コレッジョの絵からは当時の「聖史劇」(夜の場面ではランプを持って演じる)の影響が類推されるそうです。
考えたこともなかったです。
コレッジョ「キリスト降誕」1528-30ドレスデン絵画館

東方三博士の礼拝(マギの礼拝、などいろいろ言い方あり。)
3人の占星術師が星に導かれてやってきたお話。

当初、同じような表現での3人が
15世紀以降現実世界を投影するようになり、
三博士→三世界(アフリカ、アジア、ヨーロッパ)
     →それぞれ三世代(青年、壮年、老年)
として描かれる。
など、お決まりごともあるのですね。

東方三博士の礼拝・1180・ピサ大聖堂
ボッス・東方三博士の礼拝・1510頃・プラド美術館


講座ではいつも資料が配布されます。
復習になります。
参考文献の紹介もございました。


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2017年9月29日金曜日

第1回 聖母マリアの物語

2017後期 美術2 の講座が始まりました。

講師はお話が面白く人気の高い 多摩美術大学の 諸川春樹先生です。
この12回で 西洋美術史の弱点克服をしていきたいと思います。

先生が私たちにおっしゃるように
知り合いの方と美術展、旅行などに行ったとき
少し、美術について偉そうに語れるようになりたいですね!

今回は聖母マリアの物語についてでした。
画像を使ってマリアの生涯をたどりました。

特に受胎告知での象徴物の意味はチェックポイントです。

いろいろな画家による同じ主題の絵を見せていただくのも楽しいことです。

??
ハトは何?白百合は何?天使はだれ?場所はどこ?
頭の上で火が燃えているように見えるのは何?

先生のご説明がございました。

フィリッポ・リッピ 「受胎告知」1440年代

ロレンツォ・ロット「受胎告知」







エル・グレコ 「受胎告知」

エル・グレコ「聖霊降臨」
<次回2018年4月からの講座は2018年1月初旬に詳細が発表されます。発表になりましたらすぐにお知らせいたします。>

<「美術Ⅱ新百合ヶ丘」の12回の西洋美術史の講座をお受けになりたい方は、こちら(←リンク)をお読みください。>

2017年7月31日月曜日

後期美術Ⅱ・弱点克服!西洋美術の主題物語 スケジュール

後期 美術Ⅱ プログラムが発表されました。

多摩美術大学教授 諸川春樹先生の

弱点克服!西洋美術の主題物語 


概要
昨今の美術展は大盛況ですが、その反面、作品の主題がよくわからなくてもどかしい思いをされたことはありませんか。宗教画にせよ、神話画にせよ、私たちに馴染みのない主題は多いものです。そこで今回はよく登場する主題の意味を系統的に学んで、弱点克服を目指します。

9/29(金) 聖母マリアの物語;誕生、受胎告知、聖霊降臨、お眠り
10/6(金) キリストの物語1;降誕、三博士の礼拝、幼児虐殺
10/13(金) キリストの物語2;洗礼、奇跡、エルサレム入城
10/27(金) キリストの物語3;最後の晩餐、逮捕、磔刑
11/17(金) キリストの物語4;埋葬、復活、昇天
11/24(金) 聖人の物語1;四福音書記者、聖ペテロ、聖パウロ、聖女マグダラのマリア
12/1(金) 聖人の物語2及び象徴的表現
12/15(金) 旧約聖書の物語1;天地創造、原罪,ノアの物語
12/22(金) 旧約聖書の物語2;アブラハム、イサク、ヨセフ、ヤコブ、
10 1/12(金) 旧約聖書の物語3;サムソン、ダビデ、ソロモン、ユディト、スザンナ
11 1/26(金) オリュンポス十二神の物語;ゼウス、ヴィーナスなど
12 2/2(金) その他の重要な神話的主題;ヘラクレス、ダナエとペルセウス、ナルシスなど


諸川先生には
西洋絵画の主題物語<1>聖書編 <2>神話編 (美術出版社、1997)
のご著書がございます。

また、今秋刊行されます
集英社創業90周年企画 ART GALLERY テーマで見る世界の名画 全10巻(←リンク)
の第9巻「神話と物語」創造の玉手箱 責任編集 諸川春樹
   に携わっていらっしゃいます。

諸川先生のプロフィールはこちら←リンク)
イタリアでも長く滞在研究されています。

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2017年7月28日金曜日

「最後の審判」って何?

「最後の審判」って何?ミケランジェロの壁画を巡って。

諸川春樹先生による特別講座が開かれました。

1.「最後の審判」に類する主題
ラヴェンナ、サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂 6世紀 羊とヤギを分ける

2.中世の「最後の審判」:最終審判者キリストと魂の計量
1130-40 オータン、サン・ラザール大聖堂 

3.ルネサンス期の「最後の審判」
ルカ・シニョレッリ「最後の審判」1499-1502、オルヴィエ-ト大聖堂

4.ミケランジェロの「最後の審判」1536-41

ミケランジェロ 最後の審判 (天使に羽がないです)


多くの映像で解説していただきました。

初めて知ったこと、知っているようで知らなかった、見ているようで見ていなかった多くの事柄がありました。

秋から 諸川春樹先生の「弱点克服!西洋美術の主題物語」(←リンク)が始まります。

海外旅行で色々な美術館や文化遺産を訪れることがございます。
また、東京都美術館、西洋美術館、BUNKAMURA, 森美術館、国立新美術館など よい展覧会が開かれれば見に行ったり、講演会や学芸員さんのギャラリートークに参加したりも致します。

そんな時、西洋美術史の基本知識を持っていたら、もっと面白いです。新百合ヶ丘は新宿から20分。川崎市はじめ横浜市、町田市、相模原市、東京都の方々も多く参加されています。一緒に楽しみましょう。

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