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2022年7月8日金曜日

第9回 モネ『印象 日の出』『睡蓮』

西岡文彦先生の西洋美術史講座、モネ『印象 日の出』『睡蓮』についてでしたが、画家として描く人でもある西岡先生ならではの説明が印象に残りました。


風景画家ブーダンがモネに屋外制作を勧めました。モネの最初の風景画。『ルエルの眺め』モネ17歳。

この絵から始まってモネは何を選択し、どう成熟していったのか。

 

モネ
ルエルの眺め、ルアーブル
1858
埼玉県立美術館(丸沼芸術の森より委託)

屋外制作の様子

ジョン・シンガー・サージェント
木の下に腰掛けて描くモネ 1885
テート・ギャラリー ロンドン

ルノワール
アルジャントゥイユの自宅の庭で描くモネ
1873年
ワズワース・アテネリウム美術館

↑モネの足元にあるのは日傘。画家はこんな風↓に使っています。

カミーユ コロー 1871の写真

『ラ・グルヌイエール 』

モネとルノワールは並んで絵を描いています。

風景に興味のあるモネ。人間に興味のあるルノワール。

2人で描いたこれらの作品については「発表はまだ早いよ」、という手紙を交換して、その年に公開されたのではないそうです。

クロード・モネ
ラ・グルヌイエール 
1869
メトロポリタン美術館


ルノワール
ラ・グルヌイエール
1869
スウェーデン国立美術館


モネは色を「カンバスの上」で油絵の具を混ぜて作っていたりもするのだそうです。

また、黒を表現するのに「黒」の絵の具は使わなくなっていったそうです。美術館で見る機会があったら確かめてみたいと思います。

第一回印象派展で発表された『印象 日の出』。

モネ
印象 日の出
1872
マルモッタンモネ美術館

光が美しい『庭の食事』

モネ
庭の食事
1886
オルセー美術館

ほかの作品のお話もたくさんしていただきました。
時間によって移り替わっていくモネの連作のお話には感じ入りました。


次期 秋の講座が発表されています。

今回のようにZOOMでの配信も予定されています。

自宅からも受講できますので

遠方の方も次期講座をお申込みください。


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2019年4月12日金曜日

第2回 色彩を自由に使う:アンリ・マティス

「色彩を自由に使う:アンリ・マティスとフォヴィズム」
武蔵野美術大学田中正之先生にお話しいただきました。

★「マティスが何を見たのか」
   フォーヴ以前の印象派やポスト印象派などの説明がありました。

★ゴーガン、セザンヌ、マティスなどの初期の作風とその後、
★同じ風景⇒フォヴィズムと印象派との違い
   など、具体的に画像を見せていただきました。

フランスの旗
ラウル・デュフィ La Rue pavoisée 1906(リンク)
アルベール・マルケ 1906 Le 14 juillet au Havre
アルベール・マルケ 1906 Le 14 juillet au Havre
ポンピドゥーセンター

モントルグイユ通り、パリ 1878年6月30日の祭日
オルセー美術館
1878 クロード・モネ

チャリング・クロス橋
アンドレ・ドラン1906 Charing Cross Bridge, London  (リンク)  
クロード・モネ チャーリング・クロス橋
クロード・モネ
チャーリング・クロス橋 ロンドン 1902
国立西洋美術館

アンリ・マティス
 豪奢・静謐・逸楽 1904 オルセー美術館(リンク)
   スーラや シ二ヤックの影響がみられる

青い帽子の女 1905 サンフランシスコ近代美術館(リンク)

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2018年5月25日金曜日

第5回 印象主義②:ルノワールを中心に

ルノワールの生涯、画像、筆致など見ていきます。印象主義の特徴の復習もありました。

ルノワールといえば「印象主義」というイメージが強いですが、彼は印象主義とともに行きつくところまで行ったあとは 印象派から離れ、絵画様式が変わっていったのです。
いろいろあるよね、とも言えるそうです。
先生の説明で年譜とともに作品を見ると、なるほど、と納得いたします。

ルノワール<ラ・グルヌイエールにて>
1869 ストックホルム国立美術館
モネも一緒にここを訪れていて、作品を描いています。
リンク→モネの ≪ラ・グルヌイエール≫

ルノワール<踊り子>
1874 ワシントン、ナショナル・ギャラリー
第一回印象派展出品作
ルノワール<イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像>
1880 チューリッヒ、ビュールレコレクション
折衷的手法。印象派から離れようとしていたころの作品。
顔のあたりは「アカデミー的」で 手は「印象主義」
このころ、「サロン」に出品、入選
ルノワール<ワァルジュモンの子供たちの午後>
1884 ベルリン、ナショナルギャラリー
印象派から離れている。古典主義への傾斜ある。
ルノワール<雨傘>
1881-85 ロンドン、ナショナルギャラリー


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2018年5月18日金曜日

第4回 印象主義①:モネを中心に

印象主義のモネと周辺の人びとのお話でした。来週はルノワールと続きます。

マネの「草上の昼食」に刺激されたモネの「草上の昼食」。
大きな絵だったものが分割されたそうです。
画像を引き延ばし、「筆致」を見せていただきました。
真ん中の黒い服の男性はクールベと言われています。

草上の昼食、1865
モネ
オルセー美術館


ラ・グルヌイエール 1869
モネ
メトロポリタン美術館

モネは「連作」として同じ風景を時間や季節を違えて繰り返し描くことも好みました。
光が大変美しいです。

印象派展と題する展覧会は実はなかったそうです。
第1回展(画家、彫刻家、版画家などの美術家による共同出資会社第1回展)は1874年となります。

印象派の特徴の説明もしていただきました。
絵の具の「チューブ」の発明も革命です。
市民生活が変わってきたことによって、鉄道、郊外での舟遊び、都市計画された近代都市パリ、など、画家たちの画題も新しくなってきました。

※都美術館で今開催されているプーシキン美術館展
ポスターになっている モネの「草上の昼食」は下絵、との説明でした。
駅などに大きいポスターがありますのでご覧ください。
プーシキン美術館展
https://www.tobikan.jp/exhibition/2018_pushkin.html


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2017年6月30日金曜日

第10回 ゴッホとゴーギャン

今回は展覧会で目にすることの多いゴッホとゴーギャンについてでした。

二人の生涯と作品を見せていただきました。

ゴーギャンがセザンヌの作品を大切にしていたこと、
ポン=タヴェンでゴーギャンがそこに集った画家に語った言葉、
1888年、アルルでのゴッホとゴーギャンの生活、
1888年と1889年のゴッホの作風の変わり方。

新しい絵の見方をまた知りました。

ゴッホ<赤い葡萄畑>生涯で唯一売れた作品。1888













ゴーギャン<我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか>1897











先生から 昨年出版された 著書のご紹介がありました。

「芸術家の愛した家」(←リンク、出版社)
 池上英洋 著 出版社 エクスナレッジ
 
アマゾンのリンクはこちら

上記のすべての芸術家の家に先生は訪れたそうです。

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2017年6月16日金曜日

第8回 マネとモネ

今回は 印象派 マネとモネでした。

2人の絵画のスタイル、影響を受けた人、絵、交友関係、絵画にまつわる逸話 、光のパレット、サロンの様子など さまざまお話頂き、10分延長となりました。それでもまだ語り足りないと、先生。

展覧会で「聞いたことない画家だな?」 と思っていた人が実は重要人物だっり。
講座を受け続けていると新しい発見があります。


草上の昼食 マネ 1863


モネもこの絵をもとに草上の昼食を描いています。自分で切ってしまって2枚となっていますが 巨大な作品だったとのこと。
リンク
草上の昼食 モネ オルセー美術館 1865-66

マネのアトリエの絵にはマネもゾラもルノワールもモネも描かれています。



ファンタン=ラトゥール
バティニョール街のマネのアトリエ 1870


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