2018年5月18日金曜日

第4回 印象主義①:モネを中心に

印象主義のモネと周辺の人びとのお話でした。来週はルノワールと続きます。

マネの「草上の昼食」に刺激されたモネの「草上の昼食」。
大きな絵だったものが分割されたそうです。
画像を引き延ばし、「筆致」を見せていただきました。
真ん中の黒い服の男性はクールベと言われています。

草上の昼食、1865
モネ
オルセー美術館


ラ・グルヌイエール 1869
モネ
メトロポリタン美術館

モネは「連作」として同じ風景を時間や季節を違えて繰り返し描くことも好みました。
光が大変美しいです。

印象派展と題する展覧会は実はなかったそうです。
第1回展(画家、彫刻家、版画家などの美術家による共同出資会社第1回展)は1874年となります。

印象派の特徴の説明もしていただきました。
絵の具の「チューブ」の発明も革命です。
市民生活が変わってきたことによって、鉄道、郊外での舟遊び、都市計画された近代都市パリ、など、画家たちの画題も新しくなってきました。

※都美術館で今開催されているプーシキン美術館展
ポスターになっている モネの「草上の昼食」は下絵、との説明でした。
駅などに大きいポスターがありますのでご覧ください。
プーシキン美術館展
https://www.tobikan.jp/exhibition/2018_pushkin.html


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