2023年4月7日金曜日

第1回 現代美術概説

 多摩美術大学教授、大島徹也先生の「現代美術へのいざない」(全12回)が始まりました。

現代美術もよく目にしますが、知らないことが多く、今回の講座は楽しみです。

先生からはプリントが配布されました。講座中の理解とともに復習もできるようになっています。また、ニューヨークの美術館、画廊案内もしてくださるということで地図もいただきました。

配布プリント


今回は概説ですのでこれからの講座で触れられるアートの形をざっとご紹介してくださいました。

「HOTな抽象」という印象の抽象が、ある種の静謐な秩序を感じられることもある。とのお話に意外にも納得できました。

長谷川等伯 松林図屛風 右隻 
16世紀末
東京国立博物館


  秋のリズム ポロック 1949 メトロポリタン美術館(画像リンク)





 先生は愛知県立美術館で学芸員をしていらっしゃったときにポロック展の企画もなさったそうです。⇑の雑誌には先生が寄稿されています。


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いろいろ講座があります。チェックしてみてください。

2023年2月2日木曜日

≪現代美術へのいざない≫ 2023春講座スケジュール

 2023年 春から始まる講座

現代美術へのいざない

講師 多摩美術大学教授 大島徹也先生

難解と言われる現代美術。

しかしそこには、次々と新たなアーティストが登場し、

アートの概念と実践がどんどん拡大していくエキサイティングさがあります。

この講座では、「現代美術」の基礎の部分を、

できるだけわかりやすく解説していきます。




定員 新百合21ビル地下二階 新百合21ホール 150名

   オンライン受講 100名

時間 毎回 金曜日 10時30分~12時00分 (12回)

     受講料  17,160円 (聴講生)

※かわさき市民アカデミーの会員(別途入会金あり)になり、
ほかの講座や年間を通していくつかの講座を受講すると受講料がお得になります。
     (2年会員受講料11,440円 1年会員受講料12,870円 )
詳細はかわさき市民アカデミーホームページで。(リンク)


1  4/7(金) 現代美術概説
2  5/12(金) 〈抽象〉の誕生―モンドリアン、カンディンスキー、マレーヴィチ
3  5/19(金) 抽象表現主義―現代美術の出発点(ポロック、デ・クーニング)
4  5/26(金) 抽象表現主義(ニューマン、ロスコ)
5  6/2(金) カラーフィールド・ペインティング―ひろがる色彩
6  6/16(金) ネオ・ダダ―芸術に入り込む日常
7  6/23(金) エンヴァイラメント―〈環境〉的なアート
8  6/30(金) ハプニング―〈環境〉からイベントへ
9  7/7(金) ポップ・アート―大衆文化が芸術に
10  7/14(金) ミニマル・アート―シンプルの美学
11  7/21(金) コンセプチュアル・アート―アイディアが命
12  7/28(金) ランド・アート―大地を舞台に

大島徹也先生プロフィール
多摩美術大学 教授/西洋近現代美術史
1973年愛知県生まれ。
東京大学文学部美術史学科卒業。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。ニューヨーク市立大学グラデュエートセンター博士課程修了。博士(美術史)。
愛知県美術館主任学芸員、広島大学大学院総合科学研究科准教授を経て現職。
主な共著にIls ont regardé Matisse (2009)。
主な展覧会企画/監修に「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」(愛知県美術館・東京国立近代美術館、2011-12年)、「バーネット・ニューマン」展(MIHO MUSEUM、2015年)。


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2023年1月27日金曜日

第12回「祈り」から「物語」の世界へ

諸川春樹先生の西洋美術史講座、麗しの中世ゴシック絵画、今回で最終回でした。

先生は「作品を見て、いいなあ、と思う気持ち が大切」と話されました。

今回はこれまで見せていただいたゴシック絵画の復習、仕事を求めて画家が求められる土地に行くようになったこと、絵画が贈答品などとして動いたこと、複製について、その時代イタリアでもネーデルランド絵画が求められていたことなどいろいろなことを教えていただきました。

優れた芸術のいいところを取ってまた新しい作品が作られていきます。構図の伝播、油絵の伝播、風景画のはじまり、絵画が世俗化してきたことなど比較して見せていただくとなるほどと驚くことが多かったです。

★中世におけるゲントの祭壇画の様子

ピエール・フランソワ・ド・ノート
ゲントのシント・バーヴォにあるファン・エイク兄弟によるゲントの祭壇画
1829
アムステルダム国立美術館


★ヤン・ファン・アイク キリスト磔刑と最後の審判

この絵以降に描かれた類似したキリスト磔刑図との比較も見せていただきました。

ヤン・ファン・エイク
キリスト磔刑と最後の審判
1430–1440
メトロポリタン美術館


★アントネッロ・ダ・メッシーナ 
ナポリで修業しています。当時ナポリにはネーデルランドから来た画家など外国の画家が多くいました。彼らから油絵技術を習得したといわれています。

油絵で描かれている聖母。


アントネロ・ダ・メッシーナ
受胎告知の聖母
1476
シチリア州立美術館


ベネツィアへメッシーナが行き、油絵技法を伝えます。ヴェネツィアのベッリーニ兄弟は油絵を習得していきます。
油絵の方が描画に自由が利きます。
お兄さん ジェンティーレ・ベッリーニ
 顔はテンペラ画的であるけれど 下の宝石の方は油絵の描き方になっています。油絵。


ジェンティーレ・ベッリーニ
メフメト2世の肖像
1480
ロンドンナショナルギャラリー


弟のジョバンニ・ベッリーニ 絹の衣服が美しい。油絵。


ジョバンニ・ベッリーニ
総督レオナルド・ロレダンの肖像
 1501–02頃
ロンドンナショナルギャラリー

今回で諸川春樹先生の西洋美術史講座『麗しの中世ゴシック絵画』は12回終了です。
ありがとうございました。これから4月の新しい講座が始まるまでしばらく時間がありますので 復習してもいいですね。

国立西洋美術館には当時描かれた絵が多くあるそうですので、有名な絵とどんな共通点があるのか見つけるのも楽しそうです。

次回は大島徹也先生の現代美術12回です。ぜひお申し込みください。

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