2022年9月30日金曜日

第1回 ゴシック絵画の魅力1:後期ゴシック美術とは

2022秋の美術2 新百合ヶ丘は「麗しの中世ゴシック絵画」をテーマとして、12回、多摩美術大学教授 諸川春樹先生にお話しいただくことになりました。


今回は「後期ゴシック美術とは」。

ロマネスク美術とゴシック美術のちがい、見分け方、また、社会的背景や美術表現について

ご説明いただきました。講座では多くの画像で説明していただけます。



荘厳のキリスト
1123 バルセロナ美術館


(浄財と寄進活)
『最後の審判』に描かれたエンリコ・デッリ・スクロヴェーニの肖像画
スクロヴェーニ礼拝堂 1305
ジヨット



ミラノ大聖堂
画像ウィキペディアコモンズからJiuguang Wang, CC BY-SA 3.0 

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次回講座も計画中です。

ほかの講座がありますのでチェックしてみてください。


2022年9月15日木曜日

2022後期美術Ⅱ 『麗しの中世ゴシック絵画』スケジュール

2022後期美術Ⅱのスケジュールが発表されました。


『麗しの中世ゴシック絵画』

 多摩美術大学教授  諸川 春樹先生

オンライン併用ですので、遠方の方もどうぞお申し込みください。

【会場定員】 200名  【オンライン定員】100名  
【時 間】毎回10時30分~12時00分(計12回)
【場 所】 小田急線新百合ヶ丘駅そば 新百合21ホール 


ファン・デル・フース
1475ごろ
ポルティナーリ三連祭壇画
ウフィツィ美術館




 後期は「芸術の秋」。そこからホイジンガの名著『中世の秋』が連想されれば、いきおい興味はその時代の美術に向けられます。今回はアルプスを越えた地域、すなわちネーデルラント、ドイツ、フランスで栄えた北方美術を、絵画を中心に楽しく見ていきましょう。

1 9/30(金) ゴシック絵画の魅力1:後期ゴシック美術とは 
2 10/7(金) ゴシック絵画の魅力2:美しき写本の世界
3 10/21(金) ファン・エイクの超絶技巧
4 10/28(金) 情感の画家ロヒール・ファン・デル・ウェイデン
5 11/11(金) ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの「祭壇画」研究
6 11/18(金) 偉大なる後継者たち1:クリストゥスとバウツ
7 11/25(金) 偉大なる後継者たち2:ファン・デル・フースとメムリンク
8 12/2(金) フランスにおける伝統と革新:カールトンとフーケ
9 12/9(金) 15世紀ドイツの善き画家たち:ロホナーとパッヒャー
10 1/13(金) 「世紀末」の画家たち:ダーフィットとマッセイス
11 1/20(金) 怪物の画家?ボッス
12 1/27(金) 西洋中世末期の芸術:講義のまとめ

受講料 17,160円 
すでに会員の方は割引があります。(2年会員11,440円  1年会員12,870円)



諸川先生には
西洋絵画の主題物語<1>聖書編 <2>神話編 (美術出版社、1997)
集英社創業90周年企画 ART GALLERY テーマで見る世界の名画 全10巻
の第9巻「神話と物語」創造の玉手箱 責任編集 諸川春樹
   などのご著書があります。

諸川先生のプロフィールはこちら←リンク)
イタリアでも長く滞在研究されています。

 Zoomでの配信もあります。

自宅からも受講できますので

遠方の方も是非お申込みください。


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2022年7月29日金曜日

第12回 ピカソ『アヴィニヨンの娘達』『ゲルニカ』

 西岡文彦先生の西洋美術史講座、今回は最終回、ピカソでした。そしてまとめ。

西岡先生は『美術を生き方と重ねて見ていく』、という美術の見方を教えてくださいました。

ピカソの芸術はピカソだけで生まれたのではなくて、ピカソの前にも美術があってピカソはその美術の流れの中にいます。


ポール・セザンヌ
『ジョワシャン・ガスケの肖像』
1896-97年
プラハ国立美術館
一筆一筆 面を刻み込んで描いていく



Stanislav Traykov, Niabot (cut out) [CC BY-SA 3.0 ]
ミケランジェロ ヴァティカンのピエタ
(ピカソ、ゲルニカに関連して。。)

      

時代が求めていた美術、その芸術家の生活(生活のための収入元があるか)なども美術を見るヒントです。

シャバンヌ
貧しい漁師
1881
オルセー美術館
(ピカソ、青の時代の頃はシャバンヌが時代の寵児だった。当時の建造物の壁画を多く描いていた。)


アヴィニヨンの娘達(1907)(外部リンク)は生活費に困らない目途がついて描かれた作品なのだそうです。ピカソは自分を売るための策略家でもあったそうです。

また、ピカソの女性関係・・通常の倫理では許されないところが芸術家には許されていること、ピカソに限らず、一般社会が自制して言えない、禁じていたようなことも 文芸、芸術ならば、表現できたりしてきたことについても触れられました。

新百合ヶ丘の美術講座はこれから2か月夏休みがあります。そして秋からまた新しい講座が始まります。この休みの間に先生のお話をもとに 講座の復習もしてみたいです。

先生おすすめの本をいくつかご紹介します。

もっと知りたいゴッホ
圀府寺 司
東京美術
画像はゴッホ、糸杉と星の見える道、1890、クレラー・ミュラー美術館

もっと知りたいピカソ
大高保二郎、松田健児
東京美術
(画像はピカソ、泣く女、1937、テート・モダン、ロンドン)

ゴッホの絵本、うずまきぐるぐる
結城昌子
小学館
画像はゴッホ、星月夜、1888-89、ニューヨーク近代美術館

ピカソの絵本、あっちむいてホイ
結城昌子
小学館
画像はピカソ、座る女(部分)、1937,パリ国立ピカソ美術館

このほかにも本を紹介していただきました。

Zoomでの配信もあります。

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