池上英洋先生の西洋美術史講座、今回が最終回でした。世紀末直前の美術動向 として、「ロートレックの生涯」「モデルから画家になったヴァラドン」「19世紀の異彩の画家たち」を主に教えていただきました。
19世紀末のモンマルトルは丘の上のサクレクール寺院が普仏戦争後の国民の癒しの場として建設されはじめ、丘の麓では「ムーラン・ルージュ」「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」などのキャバレーやダンスホールができ、夜の賑わいができました。安い家賃を求めて多くの芸術家が移住した一方、貴族出身のロートレックもこの街に魅了されました。
ロートレックやルノワールは絵やポスターを残しています。ロートレックのポスターは評判でした。
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| アンリ・トゥールーズ・ロートレック ムーラン・ルージュ ポスター 1891 個人蔵 |
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| アンリ・トゥールーズ・ロートレック ラ・ダンス・オ・ムーラン・ルージュ 1890 カンバスに油彩 フィラデルフィア美術館 |
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| 上の絵を制作中のロートレック 写真Maurice Guibert (?) |
モンマルトルにいたヴァラドンはルノワール、ロートレックなど画家の人気モデルになりました。やがて彼女自身も絵を描くようになります。
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| シャバンヌ 聖なる森(シャバンヌによる別ヴァージョン) シカゴ美術館 1884-89 幅2.3m 女性のモデルはすべてヴァラドン |
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| ロートレックによるパロディ 1884 幅3.8m プリンストン大学美術館 |
そしてヴァラドンはモーリス・ユトリロの母でもあります。
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| ヴァラドン モーリス・ユトリロの肖像画 1921 モンマルトル美術館 |
★カスパール・ダーヴィット・フリードリッヒ ★ウィリアム・ブレイク★オノレ=ヴィクトラン・ドーミエ どの作品も独特の表現で、とても印象的でした。
カスパール・ダーヴィット・フリードリッヒ
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| カスパール・フリードリッヒ オーク林の中の寺院 1809-10 ベルリン島美術館 |
オノレ=ヴィクトラン・ドーミエ
| ドーミエのカリカチュアのテラコッタ オルセー美術館 1832頃 Homonihilis, CC BY-SA 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0>, ウィキメディア・コモンズ経由で |
池上英洋先生、12回のじっくり学ぶ西洋美術史の講座、ありがとうございました。
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