池上英洋先生の西洋美術史講座、今回は< 北方の絵画革新:レンブラントとフェルメール>でした。16世紀から17世紀のネーデルランドをとりまく状況とフェルメール、レンブラントを主に教えていただきました。
絵画からもその時代の雰囲気、状況がよくわかるのだそうです。
海景画⇒ネーデルランドは貿易がさかん。 市民や商人が購入していたのでしょうか。
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ヤン・ファン・ゴイエン 河口の風景 1652-54 個人蔵 |
(地球儀も一般家庭に普及していたそうです。)
東洋風の衣類です。
ヨハネス・フェルメール 地理学者 1669 フランクフルト、シュテーデル美術館 |
宗教改革の時代にはそれまであったキリスト教美術が壊されたり取り外されたりもしました。
消された聖人の頭部 内陣衝立 15世紀 バートン・ターフ(イギリス) 聖ミカエル教会 |
<真珠の首飾りの女>の絵は新教の世界のなかで「受胎告知」を暗に意味する絵だったかもしれません。フェルメールはプロテスタント、フェルメールの奥さまはカトリック。
この時代の絵には隠れた意味があるかもとも感じました。
近代ヨーロッパ芸術のパトロネージの変化についての復習もしていただきました。
チューリップフィーバーという映画の紹介がありました。
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