2022年11月18日金曜日

第6回 偉大なる後継者たち1:クリストゥスとバウツ

 諸川春樹先生の西洋美術史講座、麗しの中世ゴシック絵画、今回は『偉大なる後継者たち1:クリストゥスとバウツ』でした。

絵画において、世俗的な面白いところが見えてきて、絵が我々に近い存在になってきます。

(肖像画の背景が真っ黒ではなく室内が描かれるようになった)。

いろんな絵を紹介してくださいます。絵を自分の目で覚えておくと、「あれ、どこかでみたことがある?」と気が付き、それを調べたりすると新しい知識につながっていくそうです。

・ペトルス・クリストゥス

仕事場の聖エリギウス:細部、当時の仕事場がわかる。フランドル絵画は光輪を描かない。

仕事場の聖エリギウス
ペトルス・クリストゥス
1449頃
メトロポリタン美術館

若い女性の肖像
ペトルス・クリストゥス
1470頃
ベルリン美術館

・ディーリク・バウツ (ブーツ、ボウツの表記あり)

最後の晩餐祭壇画
1464-67頃
ディーリク・バウツ
ルーヴァン、シント・ペーテル聖堂

↑ まわりのパネルの4枚の絵も聖餐に関連している。
最後の晩餐
中央のパネル

 ユダはどこにいるでしょう?



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