2025年7月25日金曜日

第12回 その他の美術と19世紀への扉

 池上英洋先生の西洋美術史講座、今回はルーベンス、ベラスケス、ジョルジュ・ラ・トゥール、アルテミジア・ジェンティレスキ、フランス・ハルス、ピーテル・デ・ホーホ、ブリューゲル一族、ムリョーリョ、ホセ・リベラ、シャルダン などを紹介していただき、パステル画についてもお話がありました。

カラバッジョの影響をうけている絵をみせていだきました。そういう画家を「カラバッジェスキ」というそうです。 

カラバッジョ
キリストの埋葬
1602-03
バチカン美術館


ルーベンス
埋葬
1612-13
カナダ国立美術館



ルーベンス
ろうそくを持つ老婆と少年
1616-17
マウリッツハイス美術館
ジョルジュ・ラ・トゥールの活動地域はロレーヌ地方。

ジョルジュ・ラ・トゥール
大工の聖ヨセフ
1640年代
ブサンソン美術館

貧困層の子供たちの絵は 慈善活動により死後の救済を願う主題として富裕層が注文しています。

ムリョーリョ
ブドウとメロンを食べる少年
1645-46
アルテ・ピナコテーク (ミュンヘン)

パステル画もいろいろ紹介してくださいました。

ジャン=エティエンヌ・リオタール
チョコレートを運ぶ娘
1744
ドレスデン国立美術館
パステル画



モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール
ポンパドゥール夫人
1749 -1755
ルーブル美術館
パステル画
(177センチの大きい絵、紙は今はキャンバスで裏打ちされている)

新古典主義の時代のあとにロマン主義が流行してきます。
池上先生、またの機会に続きの講座をお願いしたく思います。4か月間ありがとうございました。

ユベール・ロベール
ローマ神殿の遺跡の中で祈る隠者
1760頃
ゲティ・センター

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次回は松浦弘明先生の盛期ルネサンスです。

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