池上英洋先生の西洋美術史講座第八回、今回はまず、北方ルネサンスの巨匠たちの作品を紹介していただき、その後、ルネサンス美術の特質---フィレンツェ派とヴェネツィア派の違い、ルネサンス芸術の発想のディセーニョ論、ルネサンス新プラトン主義など説明していただきました。
北方ルネサンスの巨匠たちの作品は大変精緻です。
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アンゲラン・カルトン(シャロントン) 聖母の戴冠 1453 |
ティルマン・リーメンシュナイダー 1501-05 聖血の木彫祭壇 ローテンブルク 聖ヤコブ教会 |
ディセーニョ論 自然が創り出したものを凌駕するように努める。
下の絵は金の画材を使っていないのに金を使って描いたように見えます。
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ジョバンニ・ベッリーニ 総督ドージェ・ロレダンの肖像 1501以降 ロンドンナショナルギャラリー |
ギリシャ神話と旧約聖書の融合も。(ルネサンス新プラトン主義)
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Jean Cousin エヴァ・プリマ・パンドラ 1550 ルーブル美術館 |
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パオロ・ヴェロネーゼ 美徳と悪徳の間の若者 1581頃 プラド美術館 |
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ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 聖愛と俗愛 1514 ローマ ボルゲーゼ美術館 |
このほか絵画と彫刻の優劣比較などあったことを教えていただきました。(パラゴーネ)
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