ポンペイの調査にも参加されたことのある多摩美術大学教授の諸川春樹先生に『ポンペイ』の歴史、生活など 今開催されている展覧会で見られるものなどを踏まえながらお話ししていただきました。
ポンペイの現地地図も頂き、ブラタモリならぬブラハルキです。
街の様子やファウヌスの家、ヴェッテイ家などのモザイク、構造
ポンペイの絵画の様式
古代彫刻の三段階、(見ている彫刻がどのパターンに当てはまるのか)
などなどお話はつきることがありませんでした。
これまでいろいろな先生方の講座に参加して、
「篠塚千惠子先生のギリシア美術の講座で伺ったこと!」「そうそう、池上先生の講座でもお話を聞いたことがある!」などと思い出されることがらもあり、楽しい時間でした。
ルネッサンス期や新古典主義の絵に影響を与えたような具体例も見せていただき、西洋美術がつながっていることも実感しました。
アレクサンダーモザイク ナポリ国立考古学博物館 BC100頃 |
イッソスの戦い。モザイクにする前の原画は別にあったとのこと。
サッフォー。理想化された肖像画。持っているのは書字板と尖筆。
サッフォー ナポリ国立考古学博物館 55 - 79年 |
円形闘技場での乱闘 59~79年 ナポリ国立考古学博物館 |
僭越ながら2000年前の方法で試しに作ってみたポンペイの古代パンを展示しました。再現してみるのも楽しいものでした。小麦によって出来上がりが違うとおもわれます。
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