今日はご専門の「象徴主義」を90分に凝縮しお話していただきました。
象徴主義の雰囲気を少しでも味わってほしい、とのことでした。
文学、錬金術、神秘主義、などいろいろからみ、面白い側面が多くあるようです。
「運命の人」famme fatale から、絵画や文学にサロメやスフィンクスのモチーフが多く登場したそうです。この二つのモチーフについては多く説明していただきました。
モロー「出現」 1876 モロー美術館 |
モロー 「オイディプスとスフィンクス」 1964 メトロポリタン美術館 |
クノップフ、「愛撫」 1896 ブリュッセル王立美術館 |
ヤン・トーロップ 「スフィンクス」 1892-97 Gemeentenmuseum |
スフィンクスの謎かけは「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足。これは何か」。
答えは「人間」。(はいはいする赤ちゃん、二足歩行、老年は杖をつく)。
ムンク 「女の三段階」 1894 ベルゲン美術館 |
ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ 「海辺の乙女たち」 1879 オルセー美術館 |
画家名と題名、年号を記したレジュメがいただけますので、自宅で検索、復習しやすいです。もっと調べたり、見たりしたいなあ、と感じました。
最後に先生の大好きな絵をリンクします。
スチュワート・メリル夫人の肖像 1892
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