サンタ・マリア・デッレ・グラーツィエ聖堂「食堂」にあります
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)の「最後の晩餐」1494-98について
たっぷりと1時間半お話ししていただきました。
1. 主題の意味
2. 構図について いろんな時代の「最後の晩餐」の構図
3-1.技法について セッコ技法
-2.なぜ剥落したか
4 修復史
あまりに盛りだくさんで、今回はピックアップ不能です。。
1517年にすでにひび割れが確認されたのですね。。。
見た人の心落ち着かせる安定した構図。
4つの三角形+真ん中の正三角形 バランスが良い
修復によって キリストの「口」が開いていることが判明する。
「話した瞬間」のどよめきを表現した絵だということ。
16世紀の模写
右側のタペストリーの模様も何とか見えます。
削られたキリストの足も見えます。
実際の「聖堂の食堂の窓」が左側にあるので 光があたる右側の壁が白いんだそうです。行ってみないとわからないこともありますね。見学には予約が必要だとのこと。
<次回2017年4月からの講座は2017年1月初旬に詳細が発表されます。発表になりましたらすぐにお知らせいたします。>
<「美術Ⅱ新百合ヶ丘」の12回の西洋美術史の講座をお受けになりたい方は、こちら(←リンク)をお読みください。>