今日はアレッツォの サン・フランチェスコ聖堂のピエロ・デッラ・フランチェスカの「聖十字架伝説」の壁画を中心として、
聖十字架伝説、
ピエロ・デッラ・フランチェスカの絵画、絵画の特徴、
壁画の技法、ピエロ・デッラ・フランチェスカが描いたところ、弟子の手によるところ
この聖堂の壁画の並び方(政治的意味合いもある?)、
フィレンツェのサンタクローチェ教会の聖十字架伝説の壁画との比較(50年の違いで、こちらはルネッサンスの明快さを持ったものとなっている)など、詳しく説明していただきました。
先週教えていただいた、「スポルヴェロ技法」が随所に見られます。壁画制作において、時間の節約、合理化ができたそうです。
「受胎告知」の左上に描かれている「父なる神」と、
「ヘラクリウス帝のコスロエス(ホスロー王)への勝利」
右の方に描かれている「コスロエス」の顔が同じ!
同じカルトーネのコピーを使ったと思われます。