池上英洋先生の西洋美術史講座、≪じっくり学ぶ美術と文化:ルネサンスと近世≫が始まりました。これから12回よろしくお願いいたします。
今回は中世末期の社会と美術のおさらい、として、中世社会の基本構造について説明をしていただきました。
教皇派皇帝派にわかれる叙任権闘争、
シスマ(教会大分裂)国際ゴシック
十字軍での遠征で伝わった中東、イスラムの文化、貿易、ヴェネツィアについてなど。
政治と文化は関連がありますので ゆっくりと復習してみたいと思います。
ご紹介していただいた画像の中で もう一度見てみたい美しいものを何点か再掲します。
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ロレンツェッティ兄弟 善政と悪政の寓意 1338-1340 シエナ プッブリコ宮 |
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シモーネ・マルティーニとリッポ・メンミ 受胎告知 1333 ウフィツィ美術館 |
フランスの逸名細密画家 ウイルトンの二連板
1395年 ロンドンナショナルギャラリー
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一角獣のタペストリー 連作より A mon seul desir 我が唯一の望み 1485-1500頃 制作はフランドル地方 パリ、クリュニー中世美術館 |
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天使ジブリールから啓示を受けるムハンマド (14世紀,エディンバラ大学所蔵『集史』「預言者ムハンマド伝」載録の細密画) |