2023年12月1日金曜日

第6回 初期キリスト教美術(2)

  松浦弘明先生の西洋美術史講座、今回は初期キリスト教美術についての2回目でした。

聖堂装飾の目的は聖書の内容を教会に集まる人々に教える、ということです。


ガッラ・プラチーディア廟堂(5世紀前半)
画像はbyイスパロワ, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

すべて美しいモザイクであらわされています。

上掲の水瓶は教会、鳩は信者を意味しています。

また、聖人の物語もあります。


サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂(493年頃)
Ввласенко, CC BY-SA 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0>, via Wikimedia Commons



東ゴート王テオドリクスの統治の時代のサンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂(493年頃)ではイエスの奇跡の場面など、イエスの物語が取り上げられています。

サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂(493年頃)
画像はLeon petrosyan, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons

上部に物語がモザイクで描かれています。
井戸のサマリア女、姦淫の女
姦淫の女 右の三人はユダヤ人
画像はセイルコ, CC BY-SA 3.0, da Wikimedia Commons

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