池上英洋先生の西洋美術史講座、今回は<大聖堂建築競争にみる、諸国家同士の関係性>でした。
アマルフィ、ヴェネツィア、シエナ、ボローニャなどの都市、大聖堂のお話を伺いました。
シエナはもっと大きい聖堂を作る予定だったのだそうです。
また、ギルド制度、英仏百年戦争、ジヨットについてなど、お話は多岐にわたりました。
シエナ
シエナ大聖堂 左の壁のような建物は未完成の大聖堂ファサード |
ヴェネツィアのシンボル ライオン そして、戦利品サンマルコの馬
カルパッチョ サンマルコのライオン 1516 ドゥカーレ宮殿 |
サンマルコの馬 1204年コンスタンティノープル占領時の戦利品 (BC3C~2C頃のヘレニズム彫刻) Horses_of_Basilica_San_Marco.jpg: Tteskederivative work: Morn, CC BY 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by/3.0>, via Wikimedia Commons |
磔刑図の描き方を画家や時代順に比べてみていくと、ジヨットの感情表現が際立ってよくわかります。
ジヨット 磔刑図 リミニ (ローマ) 1310-1317頃 |
ジュンタ・ピサーノ 磔刑図 1250頃 ボローニャ サン・ドメニコ教会 |
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参考 以前のブログ(←リンク 第6回)にアップした画像