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バロック時代の美術
ベラスケス ラス・メニーナス 1656-1657 プラド美術館 |
講師 学習院大学名誉教授 高橋 裕子 先生
概要
バロック時代(=17世紀)のヨーロッパ美術を、注文者・受容者――教会(カトリック、プロテスタント)、宮廷、市民――との関係という観点で再考し、多様なジャンルの成立と発展にも注目する。併せて、時代を代表する画家ルーベンスの活動を手掛かりに、個々の事象の理解を深め、全体を関連付ける。
中止になりました。
予定されていたスケジュール(参考)
- 4/3(金) はじめに:「バロック美術」の定義と講義の進め方
- 4/10(金) 宗教改革と美術:教会用美術の否定と、新しいジャンル(画種)の誕生
- 4/17(金)対抗宗教改革と美術:カラヴァッジョ、ルーベンス、ベルニーニ
- 5/15(金)プロテスタントの「宗教画」:レンブラント、ヨルダーンス
- 5/22(金)宮廷のための美術Ⅰ:ルーベンス「マリー・ド・メディシス連作」
- 5/29(金)宮廷のための美術Ⅱ:「宮廷画家」の仕事(ヴァン・ダイク、ベラスケス)
- 6/5(金)教養人のための美術:歴史画と寓意画(ルーベンス、プッサン、クロード・ロラン)
- 6/19(金)市民のための美術Ⅰ:肖像画(フランス・ハルス、レンブラント)
- 6/26(金)市民のための美術Ⅱ:風俗画(フェルメールを中心に)
- 7/3(金)市民のための美術Ⅲ:風景画(ルーベンス、ライスダール、ホッベマ)
- 7/17(金)市民のための美術Ⅳ:静物画(ヤン・ブリューゲル、カルフ、スルバラン)
- 7/31(金) おわりに――バロック美術とその後
使用テキスト:『西洋絵画の歴史2 バロック・ロココの革新』、高階秀爾 監修、高橋裕子 著、小学館 2016年、 ISBN 978-4-09-823027-3、1,200円+税
各自ご用意ください。
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