多摩美術大学教授 大島徹也先生の<現代美術へのいざない>、今回は 三大抽象絵画開拓者ともいわれる、モンドリアン、カンディンスキー、マレーヴィチについてのお話でした。
1910年代、ほぼ同時期に、しかし、それぞれ独自に<抽象>に到達したそうです。それぞれの人の抽象への過程、抽象の考えの違いなどを見ていきました。
・モンドリアン 幾何学的抽象 縦、横、三原色と白、の形になっていきます。
モンドリアン 1921 タブローⅠ:赤・黒・青・黄による o/c 103×100cm デン・ハーグ市美術館 |
・マレーヴィチ 純粋な感覚の直接的な表現を目指していきます。
マレーヴィチ 黒の正方形 o/c 80.0×80.0cm 1915 トレチャコフ美術館 |
・カンディンスキー 表現主義的な抽象
カンディンスキー 1913 黒い線Ⅰ o/c 129.4×131.1cm ソロモン・R・グッゲンハイム美術館 |
絵画につけられた「題」をヒントに見えてくるものもありました。
モンドリアン ブロードウェイブギウギ o/c 127×127cm 1942 - 1943 MOMA |
マレーヴィチ ナイフと技師 明滅の原理 o/c 79.534 cm × 79.534 cm 1912-13 イエール大学美術館 |
カンディンスキーの著作にある「抽象」の考えも紹介していただきました。
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