大島徹也先生による現代美術講座、今回は抽象表現主義、現代美術の出発点についてでした。
抽象表現主義とは?
いろいろな美術史家・評論がそれらを論じた名称、用語(抽象表現主義、アクションペインティング、ニューヨーク・スクール、アメリカ型絵画、ペインタリー・アブストラクション)を通してその特質の説明をしていただきました。
★ペインタリー・アブストラクションに関して。
ボッティチェリ(ルネサンス芸術)<リニア・線的>vs ルーベンス(バロック芸術)<ペインタリ-・絵画的)
ボッティチェリ 『ヴィーナスの誕生』 1484-1486頃 172.5 cm × 278.5 cm ウフィツィ美術館 |
リュベンス 十字架建立 1610-11 (三連祭壇画の中央) 聖母大聖堂、アントウェルペン 460 cm ×340 cm |
ペインタリー・アブストラクション
モンドリアン<リニア・線的> vs ロスコ<ペインタリ-・絵画的)
モンドリアン ニューヨークシティ 1942 国立近代美術館 (フランス) 119.3 cm (46.9 in); width: 114.2 cm (44.9 in) |
ロスコ 無題 1949 ワシントン・ナショナルギャラリー |
アクション・ペインティングについてはポロックの制作ビデオを見せていただいたりして、詳しく教えていただきました。
ポロックはピカソですら克服できなかった新しい絵画への境地を開いた人とされています。
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