ユダヤ民族の歴史が旧約聖書と関連があるとわかりました。
旧約聖書カインとアベルのお話は古代から続くユダヤ民族の抗争-農耕民族(カイン、周辺諸民族)と遊牧民族(アベル、ユダヤ民族)-の縮図でもあるようです。下地になった先行神話もあるそうです。
ヤン・ファン・アイク ゲントの祭壇画 1432 赤い〇を付けた部分の拡大図を下に示します。 |
ゲントの祭壇画 カインとアベル ヤン・ファン・アイク 1432 |
ゲントの祭壇画 カインとアベルの捧げもの ヤン・ファン・アイク 1432 |
バアル神、ウガリットで発見 紀元前15世紀末と13世紀初頭の間 ルーブル美術館 |
バール信仰はユダヤ教やギリシャ神話に影響があったそうです。
バベルの塔は、ユダヤ民族を虐げた「新バビロニア帝国」(←画像リンクあり)の神殿ジックラトがモデルという考えもあり、中世では方形の塔で描かれているようです。
神の言葉に「我々」という表現があり、多神教の時代の流れがあると考えられるそうです。
ベッドフォードの時祷書 バベルの塔 1405年から1435年まで フランスの作家(大英図書館蔵) |
バベルの塔 ピーター・ブリューゲル(父) 1563 ウイーン美術史美術館 |
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