15世紀になってくると、遠近法(線遠近法)がポピュラーになってきます。
「正三位一体」(フィレンツェ 、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会)
15世紀のマザッチョは幾何学をベースにした新しい手法である遠近法を壁画に用いました。釘や糸によって円や楕円を描いた痕跡があります。
ブランカッチ礼拝堂の壁画の解説をしていただきました。
ブランカッチ礼拝堂では
国際ゴシックの画家マゾリーノ(マザッチョと同郷の14歳年上の人)とマザッチョとが協力した、バランスの良い制作がなされています。
マザッチョの「楽園追放」は対照的な作品です。
マザッチョ「貢の銭」では 私たちは視点を左から中央、又左、そして右へと動かすことになります。