2018年2月2日金曜日

第12回 オリュンポス12神の物語


マンテーニャ、「パルナッソス」
1497、ルーブル美術館
アポロ、ヴィーナス、ウルカヌスなど多くの神様が描かれている

ローマ神話の神々とギリシャ神話の神々の名前の対照表を頂きました。

例えば
ローマ名           英語読み          ギリシア名
アポロ              アポロウ            アポロン
ヴェヌス           ヴィーナス        アプロディテ
ネプトゥヌス    ネプチューン      ポセイドン

などなど。

対比しているギリシア、ローマの神は 同じ神さまではなく
ローマの神さまとギリシアの神さまを無理やり当てはめて一緒にしたもので、日本における 神仏習合の様な感じ、なのだそうです。

「オリュンポス12神」の中で自分の好きな神さまを1人選び、その物語、意味、持ち物 、描かれ方など特に注目して見ていくと 楽しいとのことでした。 なかなか一度には覚えきれませんからね。

例えば ポセイドンは 海と馬の神。持物は三叉の矛。
フィレンツェ シニョーリア広場の「ポセイドンの泉」は コジモ一世の考えが あって作られたものだそうです。

アンマナーティ「ポセイドンの泉」
1576
フィレンツェ、シニョーリア広場

クレイン「ポセイドンの馬」
1893
ミュンヘン、アルテ・ピナゴーク

12回の「弱点克服!西洋美術の主題物語」、あっという間に終わってしまいました。
これからの海外旅行や展覧会がより楽しくなりそうです。

次の講座までしばらくお休みになります。この間にゆっくり本を読んだり、美術館に行ったりして復習しようと思います。

先生ありがとうございます。

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