諸川春樹先生による西洋美術史特別講座、「鏡と歪み」―肖像画に秘められた意味を読み解く、が開かれました。
広い会場での特別講座、多くの人に集まっていただき 参加した方々からも 参加してよかった、肖像画を見る目が変わった、歴史を感じた、との声を多くいただきました。
まず、絵画の中で鏡の図像が使われる時に意味するものの説明がありました。
覚えたらよい キーワードは「四枢要徳」「七大罪」
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ラファエッロ 三徳擬人像 1511-12 ヴァティカン美術館 |
鏡の中にどくろが映っている「賢明の鏡」。メメントモリ。
ブルクマイヤー夫妻像が映るはずの凸面鏡にふたつのどくろが映っています。
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フルテナーゲル ブルクマイヤー夫妻像 1529頃 ウイーン美術史美術館 |
機会があればロンドン・ナショナルギャラリーに凸面鏡を持って出かけたいものです。
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ホルバイン 「大使たち」 ロンドン・ナショナルギャラリー 1533 |
諸川先生 楽しい講座をありがとうございました。
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