池上先生の西洋美術史講座、今回はバロック時代の<カラッチとカラヴァッジョ>でした。特にカラッチ一族は美術史において重要であるのに あまり知られていないということで、詳しく説明していただきました。
カラッチからはレンブラント、カラヴァッジョからはプッサン、ルーベンスへとつながっていくそうです。
構図の妙
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聖母被昇天 アンニーバレ・カラッチ 1590 プラド美術館 |
風景画の先駆としてのカラッチ
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アンニーバレ・カラッチ エジプトへの逃避 1603 ローマ、ドーリア美術館 |
※それ以前の<エジプトへの逃避>の絵画の例
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カルパッチョ エジプトへの逃避 1500 ナショナルギャラリーオブアート |
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神々の愛(カラッチ) ファルネーゼ宮殿ガレリア 1600 Annibale Carracci, CC BY 2.0 <https://creativecommons.org/licenses/by/2.0>, via Wikimedia Commons |
風俗画の先駆としてのカラッチ
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アン二バーレ・カラッチ 豆食う男 1580-90 ローマ、コロンナ美術館 |
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カラバッジョ 女占い師 1596-97 ルーブル美術館 |
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カラバッジョ コンタレッリ礼拝堂 聖マタイ伝 連作 |
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カラバッジョ 果物籠 1597頃 ミラノ、アンブロジアーナ美術館 |
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