2018年9月28日金曜日

第1回 洪水神話の比較からみる、古代文化の伝播と相互関係

ドメニコ・モレッリ 
箱舟を出た後のノアによる感謝の祈り 1901年以前


池上英洋先生の秋からの美術史の講座、
「じっくり学ぶ 西洋の美術と文化の歴史 ―中世の始まりまで」
始まりました。

今回はイントロダクションとして、西洋文化の基礎がどこから来たのか、ということを ノアの洪水のお話の起源を訪ね、さぐっていきました。
メソポタミア地域で実際に起こった大洪水の話が伝搬していったようです。

洪水伝説はいくつもあります。それぞれの話には箱舟の大きさや、形、洪水の様子が細かく記述されています。似通っていて文化が伝わっていったことがわかります。

今回も画像を使っての説明がありました。

今回の講座にはテキストがあります。
ちくまプリマー新書 「ヨーロッパ文明の起源」池上英洋
今回もよろしくお願いします。

Jacopo Turrita 1290
ノアの箱舟の建造 
アッシジ サン・フランチェスコ大聖堂
べドフォードの時祷書 1410-30
ノアの箱舟の建設
大英図書館
Anton Coberger 1440
ノアの箱舟
[CC BY 2.0  ], via Wikimedia Commons 

デウカリオーンとピュラー
デウカリオーンの洪水神話から。

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