2018年4月6日金曜日

第1回 新古典主義:ダヴィッド、アングル

2018 前期講座が始まりました。
講師は多摩美術大学教授、中村隆夫先生、フランスの新古典主義の時代からシュールレアリスムまでとなります。
中村先生は仏文学にも通じておられます。

美術講座が初めての方、リピーターの方がいらっしゃいます。
それぞれの形で復習したり、新しい発見をしたりできることと思います。一緒に美術を楽しみましょう。

今回は新古典主義;ダヴィッドとアングル。
二人ともフランスで「ローマ賞」を獲得し、イタリアに勉強に行っています。

ダヴィッドは政治と深くかかわっているのですね。
ダヴィッド、アングル、周辺の多くの画像を見せていただきました。

ダヴィッド、「ホラティウス兄弟の誓い」
1784 ルーブル美術館
アングル、「ユピテルとテティス」
1811 グラネ美術館
ナポレオンの肖像画もいくつも紹介されました。ダヴィッド、グロ、アングル。比べてみると面白いです。
アントワーヌ=ジャン・グロの「アルコレ橋のボナパルト」は 5月から始まります「新国立美術館」での企画展
「ルーヴル美術館展  肖像芸術——人は人をどう表現してきたか 」 での目玉として展示されるようです。

ダヴィッド「書斎のナポレオン」
1812
アントワーヌ=ジャン・グロ 「アルコレ橋のボナパルト」
1796     
アングル「第一執政官ナポレオン」
1804
   





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